2022/11/16 10:01
授業風景
人権教育授業発表会

2年生が「洲本市中学校人権教育研究授業発表会」で「高齢者問題」について学びました。市内中学校の人権担当者も授業参観に来られました。2年生の活発な意見が出、活気のある授業となりました。

みんなが素直に思ったり考えたことを発表し、その友達の発表を聞き、さらに理解し、深く学ぶことができました。感想を紹介します。

◇認知症の高齢者の人権問題は、その高齢者も自身もそうだし、他の周りの人の人権も侵害咲いていると思った。誰にでも起こるかもしれない」と思っていないと、いざその時になったらどうすればいいのかわからず焦ってしまって対処がどんどん遅れてしまうと思った。

◇負担を少しでも軽くするためには認知症の家族の話を聞いてあげる社会が必要だと思いました。社会全体でサポートし合って抱え込ませすぎないということを心がけると家族の人たちの負担も減るのかなと思いました。

◇高齢者の人もその周りの人も日常生活の中で負担などさまざまな問題が出てくるのだと感じた。みんなが幸せに暮らしていくためには、一緒にいる時間をとって少しずつ認知症について理解して受け入れていくのがとても大切だと感じた。

◇認知症の人や家族が幸せに暮らすのは、最初は「そんなんむりやん」と思っていたけど、クラスの子の意見を聞いて、「それだったらできそうかな」と思えました。

◇友達が発表していた「前と今を比べない」という意見に確かにそうだなと感じました。

◇みんなの意見を聞いていると「前にできていたのにできなくなってしまった」とか「役に立っているのに何で怒られるの」という感情があるのかもと思った。認知症の人も家族も幸せのなるのは受け入れていくことが大切なのだと学びました。