通学路の傍らで、冷たい雨に打たれつつ、もうひと頑張りの〝ラッパイチョウの葉〟。この一週間で“みどり”から少し黄色味を帯びてきました。あと一か月ほどで、落葉?となる前に、木の葉は暖か味のある“きいろ”へと彩りを移ろわせることになります。
季節の移ろいを感じる時期、子どもたちにも一年のうちに何度となく〝あれっ!〟と思うほどに身長ではなく、『豊かになったココロ』を感じさせてくれることがあります。そのタイミングは千差万別、しかし学校というミニ社会で他者との関係を考えさせられる、さまざまな日常の機会、そして体育会などの学校行事は、その絶好のタイミングの一つだと考えています。長年、子どもたちに関わってきて、年々、その感が強くなっています。
日々の応援合戦練習をお伝えすることは、少しセーブしていますが、何気ない会話や所作に人としての成長過程を感得しています。「こうしなさい」、「あぁしなさい」といった指示語を少なくすることで、子どもたちが自発的に、そして自律的に行動しようとしています。ここに至るまでの日常のシカケと教職員のファシリテート能力、さらには過去の6年生たちの功績が融合して、今があると感じています。そして、今、他者とのより良き関係をつくろうとしている姿に頬は緩みっぱなしの状態です。子供たちに寄り添いつつ、「どうしたらいいのかなぁ~」(気持ちが晴れ晴れすることを念頭に)と働きかけることの大切さを教職員一同、感じ取っています。
そして、今週も金曜日がやってきました。明日からは、またもや!の3連休となりますが、「道徳でどんなこと考えたん?」とスキマ時間があれば、聞いてあげてください。そして・・・、道徳の授業で考えたことと同じような価値葛藤が身近に生じた場合に、「あの時、〇〇ちゃんは、◇◇って考えてなかったぁ?⤵」と〝掘り起こし〟て尋ねてもらうことも大切だと考えています。そんな、今日の葛藤?発見の道徳をお届けします。と、ちょこっと一枚だけ、やっぱり応援合戦練習も・・・🙇。
🔵明日の保護者有志による「愛校作業」、よろしくお願いします。