震災から27年。
1.17の朝、半旗を掲揚し、全校生と全職員で黙祷を行いました。
その日から今日(1/21)までの毎朝、各クラスで震災についての学習を進めてきました。
教材としたのは、震災から1年後に北淡東中学校が作成した「その時・その後」という冊子。当時の中1の作文、中2の作文、中3の作文と読み進めてきました。
当時の中学生が懸命に書き留めた貴重な作文を通して、自分たちの足元で起こった大災害を知り、悔しい思いをした人々のことを知り、多くのボランティアが立ち上がったことを知り、今の自分たちの環境のありがたさを知りました。
最終日の今日はNHKがまとめた動画を視聴しました。
ほぼ同内容のリンクはこちら(Youtubeリンク):
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=7EBq1AcBDNQ
この動画中、子どもを失った父親が読み上げるメッセージ「会いたい、会いたい」のシーンがあるのですが、全校生黙祷の後に校内放送で伝えた話がオーバーラップしました。それは火が迫る自宅に取り残された娘を助け出すことができなかった父親が、「これまで、どんなことでも娘のためにしてあげたのに、、、なんで、今、助けてやれないのか。。。。」と絶句するTV報道の一幕についての話です。まさに地獄。私にとって本当に忘れられない震災の記憶です。私は家族愛の深さを少しでもわかってもらえればと話をしたのですが、今日の動画からも生徒たちは感じてくれたのではないかと思っています。もし、よければお子様と一緒に視聴いただき、震災からの学びを深めていただければ幸いです。
一連の学びの総集編とし来週月曜日(24日)6校時には自衛隊の方から「災害派遣と防災」についてお話を伺います。(感染対策として教室へオンライン中継にて実施)
震災:人の力は弱いけど、人の結びつきは強い。絆を深め、手と心をつなごう。
コロナにも負けるな!!