保護者のみなさんは「いかのおすし」をご存じですか。子どもたちが犯罪被害を避けるために身を守るための防犯標語で、子どもたちにとっては覚えやすく、児童の多くはこの合言葉の意味をこれまでにも何度となく聞いているはずです。
先日、洲本警察署の方をお招きして、安全防犯教室を全校生で実施いたしました。登下校中の交通安全また声かけ事案への対応法など、詳しくお話していただきました。とっさの時に自分の身を守る方法として、「お」おごえで叫ぶ練習もしました。また、インターネット上のトラブルに巻き込まれないように注意すべき点や、高学年に向けて薬物の危険性にも触れていただきました。日頃から登下校中の安全や校外での過ごし方を保護者の方にも伝えていただいています。しかしながら、実際「自分ごと」になったとき落ち着いて対応できるようになるには、日頃の地道な声かけとこのような講話や訓練を通して啓発していくしかありません。幸いにも登下校時には地域の方に見守りもしていただいていますが、「最後自分の身を守ることができるのは自分なのだ。」と子どもたちが考える良い機会となりました。