2025/12/10 04:29
学校だより
【1203 11月の洲一小①】

11月21日(金)文部科学省リーディングDXスクール事業授業研究会を開催いたしました。当日は東は東京都、西は山口県まで県内外より多くの先生方にご参加いただきました。これまでも市内の先生方を対象に授業公開を開催してきまましたが、これほどの多くの先生方を招いての公開は初めてのことで、いつもと違う様子に子どもたちも少し困惑気味でした。今年は文部科学省リーディングDXスクールの指定を受け、「児童が自ら学び、考え、行動できる力=自律自走の力を育てる」ことに重きを置いて授業づくりを進めてきました。そのベースには子どもたち一人ひとりが「自分の学び方」を見つけ、それを生かして主体的に学ぶことができるようにという思いがあります。なお研究会終了後も引き続き取り組んでまいります。オープンスクール等の機会には、子どもたちの学びの姿の変化に注目していただければと思います。

【参加された方の感想(一部ですが紹介します)】

どの授業も、遊び心にあふれた導入や展開が工夫されており、楽しみながら参観させていただきました。児童の皆さんが、多角的な視点から解決策を探ろうと集中して取り組んでいる姿が印象的でした。教えるのではなく、学びを引き出そうとされている先生方の工夫が、子どもたちの思考力や意欲を大きく伸ばしているのだと感じました。

どの学年も子どもたちと先生と対話を通して授業を作られていることがとても印象に残りました。問題発見、課題設定を教師からの提示ではなく子どもたちと対話しながら設定していくところが良いと思いました。子どもたちが課題解決に向けて自分のやり方で深く考えていく授業になっていました。また、友達との意見交流や全体での考えの共有があり、先生が「これってどういうこと?」「詳しく聞かせて」などの返しも素晴らしく、子どもたちの学びの深まりがあったと思います。

課題に向かって対話を楽しみ、新たな課題を見つけまた自分たちで解決方法を模索するという探究のサイクルが自然と回せているんだと思いました。きっと、これまでの間、色々な場面で学び方を示し、取り組ませ、価値づけ、を何度も繰り返されてこられたんだろうなと思いました。