校区にお住まいで、翻訳のお仕事をされている近江先生にお越しいただきました。
はじめに、翻訳本を完成するまでに一年以上もかかることや、辞書とパソコン、翻訳技術が仕事に必要であること、英語が好きになったのが歌がきっかけだったこと、好きな英語を仕事にしたエピソードなど、お話ししてくださいました。
そして、実際に翻訳の体験。それぞれのイメージが読み手に伝わるように表現の仕方を工夫しながら、言葉を考えました。ご指導のあと、先生は子どもたちの発想の豊かさと表現方法の巧みさが素敵で楽しかったです、と仰ってくださいました。
翻訳は単なる外国語を日本語に直す作業なのではなく、登場人物のイメージや文章の背景、読み手に応じて表現の仕方を変える複雑な仕事であることが分かり、相手の立場を考えて表現する大切さを学びました。アウトプットの工夫を、また1つ増やすことができました。