朝6時前のニュース、阪神淡路大震災に関わる「つどい」の映像が流れていました。毎年のこととはいえ、改めて28回目、28年の年月の早さを感じていました。学校では、可能な限り「子どもたちと教師が離れている時間」をねらって、避難訓練を実施しました。時間帯はお昼休みの13:08。校舎内の教室や図書室、委員会活動中、運動場で楽しんでいる最中、等々でした。さまざまな状況に応じて判断する力を獲得してもらいたいとの一念です。
運動場へと避難したあと、震災に関連したお話をしました。「自分のいのちは自分で守る」ということばは、実は「自分以外の人のいのちを助けることにもつながるんだよ」とお話ししました。6434名、この数字はこれまでも多く取り上げられてきました。しかし、その数字以外にも 43000名、という負傷者数があります。この人数は洲本市の全人口と同じくらいです。「けがなどをしないように〝自分のいのちを守る〟ことが自分を助けようとする人のいのちを助けることにもつながるんだよ」、とお話ししました。
関連して、もっと生きたかった、もっと学びたかったと同じいのちが、ウクライナでは昨日も失われてしまったとの報道がありました。力と力のぶつかり合いを反省した平和憲法を有する日本、その本当の役割がどうあるべきなのか、自然災害への備えと同様に大切なことだということにも思いを巡らせながら、今日の避難訓練と防災学習を終えました。
訓練と防災教育の様子と、休み時間の一コマ(本当に一枚ですいません)をお届けします。