2024/1/18 09:58
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避難訓練と1・17集会

 1月17日(水)に避難訓練と1・17集会を実施しました。

 訓練が始まってすぐは机の下などに隠れて自分の体を守りました。その後、運動場や教室、廊下や階段などそれぞれの場所で安全を確認し、放送の指示に従って運動場に集まりました。すべての児童が真剣な表情で避難することができました。

 5校時には、志知駐在所の小野さん、地域の老人クラブの方々にお越しいただき1・17集会を開催しました。

 学校長あいさつでは、29年前の地震当時に勤めていた神戸での被災体験について話を聞きました。また、この29年間のうちに、東日本大震災や熊本地震、1月1日には能登半島地震が起こっているので、防災のために「心」→心構え、「頭」→防災知識、「体」→行動力と逃げる体力をつけてほしいというに話がありました。

 小野さんからは「自助」「共助」「公助」の話をわかりやすく伝えていただき、黙祷の後、参加者で『しあわせ運べるように』を歌いました。

 後半は、各地区に分かれて地震や水害について学習しました。児童は「マイ避難カード」を事前に作成して、地域で予想される災害について考えたことを話し合いました。ハザードマップを広げ、自分の家の場所を確認しながら意見交換を行います。各地区の老人クラブの方々にも参加していただき、過去の災害の様子や避難場所について詳しくお話をしてくださいました。

 近いうちに発生するであろう南海トラフ地震への備えとして、子どもたちが防災意識について見つめなおす、とても貴重な機会となりました。お忙しい中、ご協力くださいました皆様に心からお礼を申し上げます。