2025/1/14 15:09
学校行事
合同防災訓練
津波てんでんこ
『しあわせはこべるように』
岩手県釜石市と結ぶ
避難路の確認へ出発
消防団の方にお世話になりました
ヘリポート上2次避難場所
ヘリポートへ集合完了

 昨夜の日向灘の地震により、一層の緊張感を持ちながら今日の防災訓練を迎えました。合同集会での河野先生からの絵本の読み聞かせ、「しあわせはこべるように」の合唱で気持ちは一気に高まりました。神戸市の成人のつどいでは、この「しあわせはこべるように」を参加者全員で合唱しているそうです。現在は神戸だけでなく、全国の被災地を勇気づける歌として人々に親しまれています。

 3時間目は岩手県釜石市にある『いのちをつなぐ未来館』で語り部として活躍されている川崎杏樹さんとオンラインでつなぎ、~助けられる人から助ける人へ~というテーマで東日本大震災経験談を語っていただきました。当時中学2年生だった川崎さんの”釜石の奇跡”のお話は、同じ時代を生きる沼島っ子たちにとって大変参考になるものでした。

 そして、本日最後の訓練は消防団の方々とともに、島内の防災施設・期間箇所を確認しながらヘリポートを目指す避難訓練。釜石の話を聞いた直後だけに、いつも以上に真剣な表情で避難路を歩きました。「災害は必ず起きる」「備えていれば助かることができる」川崎さんが最後に伝えてくれた言葉です。常に自分の命を守るために覚えておきたい言葉です。