夢をカタチに
丸川プロジェクト
2月19日6校時。南あわじ市教育委員会より教育長、教育次長はじめ6名の方々が来校されました。それは以下の理由です。
昨年、沼島出身の丸川(旧姓 濱田)美喜子さんが沼島小中学校の児童、生徒の皆さんのためにと寄付をしてくださいました。その寄付していただいたお金を活用し、児童生徒たちが自ら企画した事業を実行するために、中学2年生そして小学校の5、6年生が南あわじ市教育委員会の皆様にプレゼンテーションを行い、プレ審査を受けました。本番は令和6年度に再度提案し、予算化されていく見通しです。
さて、本日、企画案を2本提出しました。
一本目は、御食つ国淡路の四季折々の食材を活用し、給食の献立を考え食に関する学びを深めることを目的とした「淡路を食す ~ 御食つ国 12か月~」です。内容は4月~3月の間、淡路の特産を活かした魅力ある食材を考案し、沼島小中学校の給食として配食してもらうというものです。メニューを考えるにあたり、栄養教諭や地域の漁師さんそして漁協の皆さんに協力していただきました。メニューの一部を紹介すると、
2月 イカ、タコフライカレー
10月 鱧のかば焼き風
11月 鯛めし等々
等など。着目が面白いです。実現できるよう、さらに、熟考していきましょう!
二本目はお正月に北陸で起こった能登半島地震。その地震によって被災した人たちに元気、活気、悠家を届けることを主の目的とし、一昨日、あんしんネットで掲載しましたが、これまで募金活動をして集まったお金を被災地に届け、実際に能登に行って被災地を見、ボランティア活動をし、共助の心を培うことを目的とした「がんばれ石川 がんばれ北陸 沼島から元気を届けたい!!」を提案をしました。予定は8月の下旬で、小中学生から希望をとり、行ってくる予定です。
小中学校から2本の企画を教育長はじめ南あわじ市教育委員会の皆様にプレゼンをしました。教育長はじめ短時間でこれだけのプレゼンができたことに対し、高い評価をいただきました。そのうえで本番のプレゼンに向け、「自分のため」だけでなく「他人のため」にというバランス感覚が必要であること、「新しいものを作るのも意味がある」が「今あるものをどのように有効活用していくか」という視点をもつことが大切であると講評をいただきました。これを受け、再度、企画を充実させてくれるでしょう!
中学2年生の皆さんはじめ、担当の先生、お疲れさまでした。短時間でお見事なプレゼンを作り上げてくれました!