新着記事
2024/4/17
240417 灘地区津波避難訓練
「今日は朝からモヤがでとったから暑なっぞ」と地元漁業関係者の言葉通り、4月中旬とは思えない暑さとなりました。1年生が入学して1週間が過ぎました。慣れない中学校での生活リズムもそろそろ慣れてきたようです。まだ小学生気分が抜けず休み時間に廊下、教室でじゃれあっている姿も見られ注意されることもありますが・・・2年生、3年生は「お兄さん」「お姉さん」になったなあと感じる場面も多くなりました来週23日には、沼島での地震、津波等を想定した避難訓練をします。今日は、灘土生港にいるときに、地震が来て津波が予想される場合での高台への避難訓練を行いました。短時間で高台へ逃げるルートでなかなかハードな経路です。しかし、もし小学生と一緒だったら、もしご高齢の方と出会ったらと考えると中学生は、自分の命を守りつつ、他者を守る立場としても期待されていますよ。灘地区避難路 第一避難・円実神社 第二避難・真観寺 (訓練です) 船を降りると地震発生 津波警報が発令された!!急いで! 急いで高台を目指せ!!まだまだ高さが足りない!! さらに上へもう少しだ がんばれ!!津波の様子をどうだ?1次避難所から「無事、避難しました」と中学校へ連絡すると・・・「津波情報が修正されました!!さらに高台に避難しなさい!!」さぁ行くぞ! 逃げ遅れた人はいないか?!という一連の流れで避難訓練を行いました。それぞれが「災害時・安全確認カード」を書きました。ただ必要な情報を伝えることができたのかというと課題はの残ります。また、みんながZoomにつなぐとハウリングを起こしました(冷静に、「ミュートにして」と指示を出せる生徒もいました)。明日以降の防災学習で再点検せねば・・・さらにタブレットを忘れている生徒もいたりして・・・緊急時はそんなことも想定されますよね。友達がタブレットを忘れていて必要な連絡ができない場合はどうすればいいのか・・・実際、机上ではなく実践して見て見えてくること、考えることも多かったですね灘のレモン ビワも有名ですが柑橘類も名産地です
行事風景
2024/4/11
240410 1年生初給食&離任式に想う
何度も済みません・・・ほとんどスパムメールです。通常時もイベント満載の沼島中ですが年度初めは、いろいろトピックスが多くて・・【1年生 初給食】初めてクラスで会食です。給食センターがお隣にあるので作り立てアツアツです。沼島独自のメニューも多いのでお楽しみに中華風炒め わかめと卵のスープ ごはん +あわじ島牛乳【離任式に想う】 昨日、離任された先生方から、それぞれの「思い」を語っていただきました。そのお話を聞き、ともに過ごした日々を思い起こし多くの生徒が涙しました。涙ながら声にならない声でお別れの言葉を語ってくれた生徒がいました。曲がりなりにも学校を預かる身としては、それぞれの先生方との思い出もさることながら、去り行く先生方、残られる先生方、そして何よりも思いが伝わる生徒達に感謝しています。 そして、先生方から多くのメッセージをいただきました。それぞれの先生方の言葉が心に残りましたが関口先生がおっしゃった「新しいことに挑戦させてもらえる機会(チャンス)を与えてもらい本当にありがたい」という姿勢に感銘を受けています。機会を与える方もバカではありません。まったくムチャな要求ではありません。「じゃ君、100mを9秒で走ってみなさい」なんて要求ではありませんよね。「ちょっと背伸びすれば」「今まで経験していないだけでできると思うから」と機会(チャンス)を与えているのです。仕事柄「~をお願いしたい」「~を目指してみれば」なんていう機会も多いのですが「えっ私がですか~」という反応する人と「あっ、はい、わかりました」という人に分かれます。どちらが「成長」の機会(チャンス)を逃していないかわかりますよね。そもそも、誰かに声なんてかけられないでも「チャンスはそこら中に転がっている」のです。そのチャンスをしっかりとキャッチできるかどうかは自分の持つアンテナ次第です。あなたのアンテナは錆びついていませんか・・・私のアンテナはどうかな・・・【おまけ】離任する先生方へと写真のお菓子が届けられました。あまりない経験なので文末になりましたが紹介します。ありがとうごさいました。Q どこの銘菓でしょう
行事風景
2024/4/11
240411 平バエさん(平バエまつり)
「今日、平バエ祭りだって」「えっじゃみんなで行こう」となりました。小回りがきく小規模校ゆえの変更です。ちなみに教育課程上の位置づけは「総合的な学習の時間 沼島を知る活動」で『ふるさと意識の醸成』を目的としています(遊びではございません・・・)ここ沼島では、旧暦の3月3日に漁協と北区、南区、東区、中区、泊区から各1隻ずつ計6隻の大漁旗を掲げた漁船で漁師さんが沼島の岩礁「平バエ」を3回まわり、海上安全と大漁を祈願する平バエ祭りが行われます。勇壮なパレードをして平バエへと向かい、船上にて御神酒をあげ、お参りをします。昔は神主さん、寺の住職さんと共に平バエへあがり、祝詞とお経をあげ、漁師はお参りの後、その場で御神酒をいただき豊漁を祈ったとか。バエとは岩のことをハエ又はバエと呼ぶため、「平バエ」とは大きく平らな岩のことです。初夏を思わせるよう陽気に誘われて平バエが一望できる高台まで登りました。観光客の方も多く沼島中学生の特技「雑談力」を生かして、東京からの観光客に「注目して応援しているよー」と言ってもらっていました。雄大な太平洋の眺めと勇壮に走る漁船の姿・・・見ごたえがありました。ちなみに来年の旧暦3/3は今の暦では3/31で春休み、再来年は4/19で日曜日です。在籍する特認区の生徒にとっては見納めとなる「平バエまつり」でした春の遠足いやいや春の校外学習平バエの周りを疾走する漁船に賛辞をおくる キラキラ☆彡記録もばっちり どこまでも広がる太平洋 兜(かぶと)岩です。【学習のコーナー】「旧暦」ってなに?現在私達が使っている暦(グレゴリオ暦)は、太陽の動きをもとにして作られているため、「太陽暦」と呼ばれます。一方、太陽暦が明治6年に採用される以前の日本では、月の満ち欠けをもとに、季節をあらわす太陽の動きを加味して作られた「太陰太陽暦」が使われていました。一般には「旧暦」と呼んでいます。旧暦では、月が新月になる日を月の始まりと考え、各月の1日としました。それから翌日を2日、その次の日を3日と数えたのです。そして、次の新月の日がやってくると、それを次の月の1日としました。新月から新月までは平均して約29.5日の間隔ですので、12ヶ月間では約29.5日×12ヶ月=約354日であり、太陽暦の1年より約11日短いため、そのままではだんだんと季節とずれていってしまいます。そこで太陰太陽暦では、暦と季節のずれが大きくなってきて、ひと月分に近くなると、閏(うるう)月というものを入れて、ずれを修正しました。例えば、3月の次に閏月が入るとその月は「閏3月」と呼ばれ、その年は13ヶ月間あるということになります。閏月は平均すると19年に7回ぐらいの割合で入ります。
行事風景
2024/4/10
240410 新1年生初登校
おはようございます昨日の入学式を終え、いよいよ1年生も今日から新学期スタートしました。登校風景も人が増えてにぎやかになりました。1年生は、今日から給食も始まります。昨日、先輩が言った「日本一の給食」を堪能してください。そして、沼島中の場合、直接、調理してくれる調理員さんもほんとに身近にいます。「感謝」の気持ちだけでなく「おいしかったです」と言葉もしっかり届けたいですね。上級生に「1年生に誰彼なしに挨拶するように指導してくれた?」と尋ねると「はい」ということでした。校門では、先輩たちに比べ恥ずかしそうですがしっかり挨拶できています。地域の方々から大切にしていただいているのはまず「しっかり挨拶できる中学生」だからです。先輩たちが積み上げてきた「良き伝統」を大切にしてくださいね。登校風景その1登校風景その2登校風景その3その4・・・新入生全員を撮れたかどうか定かでありません。みんな丸坊主で(校則ではありません)見分けがつきません。早く顔と名前を一致させなければ・・・ちなみに1年女子の制服は3パターンあるとか。これも沼島ならではで面白いですね黄色いランドセルの新1年生が登校班でが元気に登校。縦割り班は何班になるのかな?小学校校舎の前に「宇宙桜」がありますが、今一つ元気がありません。春なのに・・・宇宙桜(そらざくら)本邦屈指の名桜たちの種(各約200粒)が、2008年11月15日(日本時間)スペースシャトル・エンデバー号で宇宙へ向い約8か月半、国際宇宙ステーション「きぼう」に滞在し、2009年7月31日(日本時間)若田光一宇宙飛行士と共にエンデバー号で地球帰還。2009年秋から2011年にかけてそのごく一部が発芽し、成長した桜が宇宙桜と呼ばれるようになりました。「きぼうの桜」計画宇宙桜を活用した公益事業として、一般財団法人ワンアースが、東日本大震災はじめ、大災害からの地域の復興に活用する「きぼうの桜」計画として。宇宙桜を津波到達点などに植え、千年風化しない避難の目印、そして復興のシンボルとして大災害の記憶と教訓を伝承する事業を進めています。東北3県被災地(約40都市)を中心に実施が計画され、2019年からは、兵庫県南あわじ市(2019.2.18)、埼玉県吉川市(2019.4.6)、大阪府寝屋川市(2020.3)など、未来の子孫を守る防災減災目的で当該計画に参加しています
行事風景
2024/4/9
240409 沼島中学校入学式
いよいよ午後は沼島中学校に新入生7名を迎えました。特認区生にとって船時間がやはり難しく、今年は土生11:55便で来て待ち時間が少しでも短くなるように入学式の開式時間を13:00としたのですが結局10:30便で沼島についたということです。確かに気持ちはわかりますが・・・今年の入学式は、小中一貫教育校として初めて、小学生、小学校の先生方にも参列いただきました。小中一緒に縦割り班で活動することも多いので新入生にとって児童と小学校の先生への「顔見せ」となりました。そして、力強い「初心」表明も先輩方、中学校職員だけではなく、かわいい後輩たちにも聞いてもらいました。少しでも、一歩ずつでも「初心」「志」に近づいて行ってくださいね。これで沼島中学校令和6年度21名でスタートです。奇跡的に出会った21名です。「いいところ」「自分が持っていないもの」・・・より互いに高めあえる仲間となっていってくださいね。沼島中学校第80期生7名です。緊張しつつも精悍な顔つきでした中学生になったら何が変わるのでしょうか。聞いていたかな?生徒会を代表して正田先輩のメッセージです。「日本一おいしい給食」と言っていましたが・・・・食べ比べていませんが淡路NO1は間違いなさそうですよいきなり楽し気な学級開きですね。静と動の切り替えも中学生として必須です。聞くときは集中、考えるときは熟考、そして楽しむときは思い切り!先輩方、ご苦労様です。本当に手際のいい準備そして片付けでした新入生諸君。このように見えないところで私たちは支えられているのですよ。
行事風景
2024/4/9
240409 沼島小学校入学式
本日、沼島小学校は、新入生1名を迎え入学式を行いました。新しい仲間を迎えた沼島小学校は、全校生16名となり令和6年度をスタートします。今年は、新しい試みとして中学生も参列しました。会場スペースの都合上、3年生だけの出席となりました。小学校1年生の保護者様も我が子と大きい中学生を見比べて、お子様が9年間の義務教育を通して成長した姿を想像できたのではないでしょうか。新入生は、中学生のおっきなお兄ちゃんたちに圧倒されることなく堂々と入場し、立派に自己紹介ができました。また、縦割り班活動をはじめ、いろいろな沼島小中学校の活動で楽しみながらいっしょにやりましょうね。中学生のみなさん、頼みますよ。午後は、沼島中学校に7名の新入生を迎えます。会場準備も迎える心もばっちりです。新入生のみなさん、待っていますよ~緊張しながらも堂々と入場です。中学生も暖かい笑顔で迎えていました緊張しながらもと堂々と式辞を述べています緊張しながらも堂々と自己紹介。今後の沼島小中学校を担う新しい力です。<余談>B「やっぱり1年生、ちっちゃいなぁ。キミも小1のときあんなにちっちゃかった?」S「・・・小1のとき自分は36kgありました」成長過程は人それぞれですねぇ・・・
行事風景
学校教育目標

 

施設併設型小中一貫教育校

南あわじ市立沼島小学校

南あわじ市立沼島中学校

  沼島中学校 令和5年度 学校経営の概要          

                    学校教育目標(小中一貫教育校) 

                        ふるさとに夢と誇りをもって

         未来の創り手となる    心豊かな沼島っ子の育成

【めざす子どもの姿】

   〇自ら学び、自ら考え、豊かに表現できる生徒        (確かな学力)

  〇ふるさとを愛する心と思いやりの心を持つ生徒    (豊かな心)

  〇たくましい心と身体を持ち、自らの生命を守る生徒 (健やかな体)

【めざす学校の姿】

  〇心と心が響き合い、活力ある明るい学校

  〇家庭・地域と連携し、共に歩む学校

  〇安全・安心で家庭・地域から信頼される学校

【めざす教職員の姿】

  〇プロとしての誇りと情熱をもって学び続ける教職員

  〇離島・へき地に勤める使命感と、高い倫理観をもつ教職員

  

 

〇小中一貫教育を支え、協働し高め合う教職員

 

令和5年度 学校経営の概要

 

〇校訓 『至誠実行』

〇教育指針 『継往開来』

             ~沼島中の良き伝統を引き継ぎ、

                      発展させながら新生沼島中学校を創造する~

 

〇経営の基本方針

     (1)小中一貫教育校としての9年間を見通した教育活動の推進

     (2)将来を見通し、主体的に活動する生徒の育成

     (3)ふるさと教育の推進とふるさと意識の醸成

    (4)家庭・地域との連携強化

   (5)心通い合い、働きがいのある職場づくり

〇本年度の重点目標

 (1)主体的に学び、「確かな学力」を身につけた生徒の育成

     ①個別最適な学びと協働的な学びの推進(主体的・対話的で深い学びにつながる授業改善)

     ②読書活動の充実と読解力を育む言語活動の充実

     ③将来を見通したキャリア教育の充実

     ④ICT機器の効果的な活用による授業改善と情報活用能力の育成

   ⑤特別支援教育の推進(個に応じた支援の充実)

   ⑥資格、検定等の積極的な取得推進

   ⑦教職員の相互乗り入れによる専科指導や複数指導の充実

 

(2)互いを思いやり、尊重し、命や人権を大切にする生徒の育成

   ⑧規則正しい生活習慣、あいさつの徹底

  ⑨深い学びをめざす道徳科の授業改善と道徳教育の充実

  ⑩人権教育基本方針に基づく人権教育の充実

  ⑪体験活動の充実(自立心、人や社会とつながる力、豊かな情操の育成)

  ⑫ふるさと学習の充実、伝統文化の継承

  ⑬自主的・自発的な部活動の充実

  ⑭防災教育の充実(主体的に命を守るとともに、人として生き方、あり方を考える防災教育)

  ⑮自らの健康促進、命に対する畏敬の念と感謝を育む食育の充実

 

(3)家庭・地域との連携・協働

  ・開かれた学校づくりと保護者や地域とめざす生徒像を共有した学校運営

       ・教育活動の積極的な情報発信

  ・地域の教育力を活かした体験活動の充実と社会性・自立性の育成

  ・小学校、地域と連携した各種行事の推進

 

(4)教職員の資質・能力の向上

  ・目指す児童生徒像を育成する校種を越えた指導の充実

  ・授業、防災等におけるICT機器の活用と効果的な授業づくり

  ・離島・へき地の特性を生かした教育の推進

       ・特別支援教育の推進と教職員の専門性の向上

  ・教育公務員としてのコンプライアンス意識の徹底

  ・校務支援システムの有効活用と業務改善の推進、働きがいのある職場づくり