2024/5/14 13:39
行事風景
丸川プロジェクトに向けて

はもハモ

以前、PTAの総会で校長よりお話をさせていただいた丸川プロジェクト。その丸川プロジェクトというのは、自分たちが考案した料理(地産地消を活用した料理)を市内の学校給食の献立一つに入れてもらおうという壮大なプロジェクト。丸川プロジェックトを成就させるために、昨日3年生が沼島の鱧やワカメ麺を使って試食品を作りました。

まず、鱧を料理するところから始まりました。沼島の老舗旅館 木村屋 の大将が鱧料理の極意を教えてくださいました。鱧は骨が多い魚です。食べやすくするために「骨切り」を施します。特に沼島の鱧は大きく丸々と太っているので「骨切り」が とても難しいそうです。そして、「鱧料理は「骨切り」が命です」といっても過言ではありません。

鱧の歯は鋭く、これにかまれると指がちぎれることも
木村屋の大将が鱧の料理の仕方を説明してくれています
鱧の骨切りをする手前の行程作業です。
骨切りされた鱧の身です。この骨切りのおかげで骨が口にささることなくいただけるのです。
ワカメ麺をつける出汁を作っています。鱧のあらを使っているのでいい出汁がでます。
試作品が完成しました。つけ麺としていただきます。この出汁以外にポン酢等につけていただきました。生徒たちの推しは鱧のあらを使った出汁だそうです。
鱧のあらを上手に食べています。本当の魚好きは、このあらこそがおいしいと言います。彼も魚好き??

試食品は職員からも大好評でした。これなら給食の一つとして考えてもらえるかもしれません。これからも、丸川プロジェクト成就に向けた試食品づくりは続きます。

今日はご馳走様でした。🙇次回も楽しみにしています。

お忙しい中、生徒たちに指導してくださった木村屋の大将、本当にありがとうございました。これからも色々生徒たちに料理の極意を教えていただけると幸いです。