災害時における中学生同士の「カウンターパート方式」支援構想 ~学校間ででき
ること、5校が協力してできること~ と題して、南あわじ市内5校がオンラインで意見交換、協議を行っています。本校からは生徒会本部役員の4名が参加しています・「カウンターパート方式」とは、相手を決めた被災支援システムのことで、1/1の能登半島地震では兵庫県、南あわじ市は石川県珠洲市とカウンターパートナーとなっています。
南海トラフ地震で各校で予想される被害想定や自分たちが必要とするであろう支援、そして、自分たちができることについて各校で真剣に話し合い意見交換が進んでいます。
東日本大震災のときに石巻西高校教頭として斎藤幸男先生は自らも大きな被害を受けた中で、石巻西高校で避難所を開設し、運営に当たられたました。その経験をもとに、ここ数年、南あわじ市で児童生徒、関係者等の防災研修を行ってくださっています。その研修の中で、印象に残る話の一つが避難所運営でおおいにアイデアを出し、固定観念にとらわれず大活躍する高校生のお話です。先日、授業をしてくれた舞子高校環境防災科の生徒さんも「中学生が被災した地域の力になる」と言っていました。その南あわじ市の若い力が、若い頭脳が結集して、今、南海トラフ地震に対しての備えについて討議しています。(ちなみに上述の斎藤幸男先生は11/16に沼島で避難所運営についてお話してくれます。できれば逆に石川支援活動の様子も見てもらいたいですね)