昨日、みなさんの授業を見学に淡路教育事務所から、そして市教委から関口先生が来てくれました。3年生の教室では、1年2年と担任してくれた関口先生が入るやいなや「ニカーッ」とみんないい笑顔になりました。素直な感情表現ができること。これも本校の生徒の魅力です。関口先生は、久しぶりの沼島の給食を教室でみんなと一緒に食べてくれました。ありがとうございます。
見学にいらしたみなさんは、1年、3年の和気あいあいとした温かい雰囲気、前向きな学習活動に感心し、そして、2年生は大きな歌声に(私から見れば、少しお客様がいらしていて少し出せ切れていないかなと思いましたが・・・)驚き、誉めてくださっていました。
3年生は自分たちで作った「俳句」を鑑賞しあう時間でした。本当に6人が机を、頭を突き合わせて楽しそうに授業をしていました
1つは「うつくしや」で始まる俳句です。私の中での特選は「うつくしや 風の誘いに 桜舞う」
次に紹介するのは、自由課題のみんなの作品です
①悲しかな 減り様眺め 蝉時雨
②寒い夜 雪の妖精 どこへ行く
③こいのぼり 宙高く舞う 気持ちよく
④消えていく 全てを包む 銀世界
⑤人生の 闘志が灯る 夕焼けよ
⑥キリギリス ひととき過ごす 夏の宵
アンケートフォームを使えば「私の好きな俳句」をあんしんネット読者に投票していただけますが、順位付けしても仕方ないので、今回はそれぞれ俳句を作った生徒を想像しながら味わってください。
ところで⑥の句は、「キリギリス」と「夏の宵」という2つの季語が入る季重なりは避けるべきと言われています。ただし、俳聖松尾芭蕉の時代まではそういう決まりもなかったようです。また下のように季重なりの名句も多くあります。
目には青葉山ほととぎす初がつを(作者:山口素堂)
啄木鳥や落ち葉をいそぐ牧の木々(作者:水原秋桜子)
梅雨ながら且つ夏至ながら暮れてゆく(作者:相生垣瓜人)
四五人に月落ちかかるをどりかな(作者:与謝蕪村)
ただ、⑥くんの季重なりは「キリギリス」は秋の季語、「夏の宵」は夏の季語だから季重なりとしてはタブーだと思います。でもキリギリスって現代人の感覚では夏の虫ですよね。これは季語が旧暦の1~3月を春、4~6月を夏、7~9月を秋としているからでしょうね。「こいのぼり」なんてのも現代人の感覚では春では?
本日、南あわじ市のコミュニティチャンネル「さんさんネット」で9/11に柔道部が市長へ全国大会出場の報告をした時の様子が放映されました。その映像をみんなで「おーやるんやん」といいつつ鑑賞しました。現場に私もいたのですが、生より映像ではさらにみんなカッコよく、凛々しく決意表明をしていました。また、再放送がありますので(9/20(金) 16:00~ 19:00~ 22:00~ 再放送 9/21(土)9/22(日) 7:00~ 12:00~ 16:00~ 19:00~ 22:00~)ぜひご覧ください。