2022/7/7 12:34
お知らせ
7月7日によせて

◆早々と梅雨が明け、真夏の日差しの中で七夕を迎えました。校舎のあちらこちらに立てられた笹飾りに季節を感じ、心が和みます。

◆子どもたちが短冊に記した願いごとは実に様々です。それは「~ができるようになりますように」という目の前の目標であったり、「~になりたい」という将来の夢であったり、「みんなが~でありますように」という祈りのようなものであったりします。

「願いを持つ」ということは、いのちを輝かせることにそのままつながっていると思います。

◆4日の朝会で校長が話したことを以下に記します。

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わたしは、3才のころ、ウルトラマンのような正義のヒーローになりたいと言っていたそうです。それからわたしのなりたいものは、いろいろと変わっていきます。

宇宙飛行士になりたいと思ったり、子ども番組のうたのおにいさん、たいそうのおにいさんになりたいと思ったこともありますし、野球選手になりたい、ラジオのアナウンサーになりたいと言ったこともあります。

このように、わたしの夢はいろいろと変わっていったのですが、それは、夢をあきらめたとか、夢が消えたということではありません。いろいろなことと出会っていく中で、自分の好きなことがたくさん見つかって、夢が次の夢へとつながっていったのです。

ですから、今のわたしの中にも、ウルトラマンやうたのおにいさんがいるような気がしています。

みなさんの夢は、みなさんの好きなことからできていて、夢は、未来につながっています。

あなたの好きなことは、何ですか?あなたの願いごとは、何ですか?

あなたの願いごとが、あなたのすばらしい未来につながっていますように。

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◆7月7日といえば、昭和49年(今から48年前)の通称「七夕豪雨」の日です。台風による大雨で宝珠川がはんらんし、志筑の街に大きな被害をもたらしました。この災害をきっかけに、宝珠川の大改修(昭和49年~昭和53年)が行われました。

 

◆歴史に目を向けると、7月7日は日中戦争(昭和12年 今から85年前)の始まった日でもあります。この戦争は泥沼化し、のちの太平洋戦争につながっていきました。

 

◆短冊の中には「世界が平和になりますように」という祈りも見られます。きょう、7月7日。星に願いを託して。

ささのは さらさら…
七夕豪雨(昭和49年)。志筑の街は大洪水となりました。(写真は「津名町史」より)
昭和53年に建てられた宝珠川改修記念碑。学校の近くにあります。
関岡猪蔵先生の後輩たちが、自分の名前の字と向き合っています。(3年生)
津名ふれあいセンター近くの交差点に、歩行者用信号が設置されました。
子どもからよく見える位置にあり、とてもわかりやすくなりました。設置に向けてご尽力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。