春祭りに寄せて。5月2日の児童朝会で校長が話したことをそのまま記します。
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4月29日、志筑の街は志筑八幡神社の春祭りでとてもにぎやかでした。その一週間前には、いざなぎさんの春祭りもありましたね。
みなさんの中には、太鼓をたたいてお祭りを盛り上げた人もたくさんいることでしょう。
新型コロナウイルス感染症が流行してから3年間、これらのお祭りは行われませんでした。その間、街の人からは、「お祭りのにぎわいがなくなってさびしい」「昔から続くお祭りを守っていきたい」「来年こそは、にぎやかなお祭りを復活させたい」という声が多く聞かれていました。今年のお祭りには、そんな人々の思いが込められていました。
淡路のお祭りのいちばんの魅力は、大きな”ふとんだんじり”ですね。調べてみると、志筑のだんじりの始まりは今から300年ほど前のことだそうです。
人々はずっと昔から、お祭りで米の豊作や魚の大漁を願ったり、祝ったりしてきました。お祭りを通して地域の人たちがつながりを確かめ、また、伝統を守ることで昔の人々ともつながってきたのです。
お祭りが終わった後はさびしいけれど、人と人のつながりはお祭りを通じていっそう深まるものです。これからも、地域の人と、また、昔の人としっかりとつながることを大切にしてほしいと願っています。そして、これからずっと先も、志筑の街を立派なだんじりが練っている風景が続いていたらいいなあと思っています。
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春祭りの日に合わせて帰省していた卒業生もたくさんいたようです。お祭りの風景の中で、様々な思いが入り交じっていたことでしょうね。
◆新型コロナウイルス感染症にかかる出席の取扱い等(5月8日~)について
新型コロナウイルス感染症が5月8日から感染症法上の「5類感染症」に移行することから、学校における出席の取扱いについて次のように変更することとなりました。
①発熱や咽頭痛、咳などの普段と異なる症状がある場合→無理して登校しないこと(欠席扱い)
②陽性の場合→出席停止(発症後5日経過かつ症状軽快後24時間経過まで)
③同居家族が陽性の場合→①にあてはまらない場合は登校可
なお、長らくご協力いただいた健康観察カードによる健康チェックは不要となります。(ただし、健康面でご心配なことがありましたら必ずお知らせください。)
学校では引き続き必要な対策を講じながら教育活動を実施してまいります。ご協力をよろしくお願いいたします。