2024/1/12 18:20
お知らせ
挑戦、失敗、見えない力

◆3学期の第1週が過ぎていきました。休み時間の校庭ではサッカー、バレーボール、おにごっこやなわとびを楽しむ子どもたちの元気な声がひびきわたっています。連日かなり冷えているのですが、「子どもは風の子」というのは昭和も今も同じです。

 

◆9日の始業式では、校長より次のような話をしました。

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・ある日何かができるようになったとしても、それはその日に突然力がついたのではない。

・たとえば、自転車に乗れるようになるとき。何度も挑戦と失敗を繰り返す中で”見えない力”がたくわえられていって、その力が十分たまったときに「自転車に乗る」というめあてを達成することができる。とび箱が跳べるようになるときも、プールで端から端まで泳げるようになるときも、同じである。

・みなさんの中には、2学期までの間にたくさんの力がたくわえられている。3学期は、その力を使って、次の学年へ向かって(6年生は中学校へ向かって)大きくジャンプをするときである。

・3学期の大きなゴールは卒業式。今ここにいるみんなにしかつくることのできない、すばらしい卒業式をつくっていこう。

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◆「被災地の小学校が授業再開」のニュース。日常を少しだけ取り戻した子どもたちの笑顔は、被災された方々の励みになっていることでしょう。

 29年前の阪神・淡路大震災のとき、本校が授業を再開したのは地震の2日後(1月19日)のことでした。被災した家庭が多く、かなりの数の児童が欠席していました。当初は給食が提供できず、弁当を持参できない児童には救援物資のパンと飲み物を配布しました。

 

◆『広報淡路』1月号の表紙・裏表紙に”はじける笑顔”が並んでいます。これにBGMをつけるとすれば「世界に一つだけの花」でしょうか。希望に満ちた年でありますように。

書き初め作品。一点一画に希望を託して。
だるまさんがころんだ!
この時季はサザンカと青空のコントラストが見事です。