2024/3/26 12:42
お知らせ
春休みの学校で

◆6年間にわたる小学校生活を終えた児童を送り出す日は、わたしたち教職員にとっては一年の中で最も幸せな日であるとともに、最もさびしい日であるかもしれません。3月21日(木)、さわやかな青空のもとで卒業生を見送りました。

◆卒業式には、その年の6年生の雰囲気がそのまま映し出されるものです。今年は卒業生自身が作り出す”よい緊張感”の中、明るくかつ厳(おごそ)かな式となりました。

◆修業式(22日)では、校長より次のような話をしました。

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卒業式が終わり、卒業生からあなたがたにバトンが渡されました。6年生の人がいないと、やっぱりさびしい感じがしますね。

1年生から3年生までの人は、直接お祝いをすることはできなかったけれど、5年生と4年生の人がみなさんの気持ちをしっかりと伝えてくれましたよ。5年生がいなければ、あのような厳かな式にはならなかったし、4年生がいなければ、あのような明るい式にはならなかったでしょう。わたしたちの信頼に応えてくれて、どうもありがとう。

さて、さきほど代表の人にお渡ししたのは、「修業証書」といって、1年間の学びを終えたしるしです。みなさんも、あとで担任の先生から、通知票「のびゆく子」といっしょに受け取ってくださいね。

この1年間、みなさんにはどんな成長がありましたか?きょうは、1年間のふりかえりをする日です。

「やればできる」と感じた経験を思い出してください。それは算数の勉強かもしれないし、鉄棒やなわとびかもしれないし、早寝早起きのような普段の生活の習慣かもしれません。きっとその経験は、自分でやろうと決めて、挑戦して、失敗や苦労を乗り越えてやりとげたという経験ではないでしょうか。

「ひとつになれた」と感じた経験を思い出してください。それはスポーツ大会のような行事かもしれないし、日頃の学級での活動かもしれないし、今の学級を「よいチームになった」と感じている、そのこと自体を指しているかもしれません。きっとその経験も、自分たちでやろうと決めて、挑戦して、失敗や苦労を乗り越えてやりとげたという経験ではないでしょうか。

自分で(自分たちで)やろうと決めて、それをやりとげる。「成長」とは、その積み重ねです。そして、”やろうと決めたこと”を「めあて」というのです。めあてを持つということは、ほんとうに大切なことなのですね。

4月からは、新しい学年です。5年生は、いよいよ最上級生。入学式では、新しい1年生を迎えます。次の学年にジャンプしたあなたがたの活躍を、心から楽しみにしています。

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◆学校は静かな春休みを迎えています。まもなく新しい年度がスタートします。美しい別れのあとにはいつも、すばらしい出会いが待っています。

◆保護者・地域の皆様には、この一年間を通じて温かいご理解とご協力を賜りました。厚くお礼申し上げます。志筑小学校は、その主役である子どもたちを〝みんな‘’で支える「みんなの学校」です。今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

《新年度当初の予定》

  始業式 4月8日(月)

  入学式 4月9日(火)

※4月より当面の間、児童玄関の解錠時刻を7:35と定めます。ご協力をお願いします。

卒業式式場には、6年生の力作が並びました。
一人一人の思いや決意が記されています。みなさんの夢が幸せな未来につながっていますように。
たくさんの方々からお祝いのメッセージをいただきました。
卒業生の皆様より長机2台をご寄贈いただきました。大切に使わせていただきます。
地域の方や在校生・職員に見送られて、次のステージへ。いってらっしゃい。
あか・しろ・きいろのチューリップが咲きそろいました。