2025/4/26 09:40
学校生活
♦4月26日♦ 反抗期と向き合う(3)
学校司書さん「6年生は見本を示してね」📖
目の高さで見るよ🐬
地図記号かるたで覚えるよ⛩
花壇にいっぱい咲いてたよ🍀
成長著しいぞ🙌
今日の日直さんは🍓

(続きです)

 

 さて、親子関係に話を戻します。子どもの様子を見ていると、何かと注文つけたくなることが毎日出てきます。子どもは言われることを分かっていながら、いつごろか反発する態度を出してしまうのではないでしょうか。

 「あれ? 今までは素直に聞いていたのに・・・」と親のほうが戸惑ってしまいます。子どもが適切な行動をするために、親はどの様にすればよいのでしょうか?

 

 それは、子どもから親に向かって何かのアクションを起こしてきた時に、日頃からしっかりと向き合っているかどうかが大事である、と私は考えます。

 親から子へのアクションは、子どもが求めていないアドバイスをすることになります。だから反発が生まれやすいのです。逆方向(子→親)の時にチャンスを生かしてください。

 

 その時に大切なのは、次の2点です。

1,子が求めてきた内容を最後まで聞き取る。(これが意外と難しいのです)

2,どうすればよいか考えさせて、自分で決めさせる。(子が決断するための情報提供は必要です)

 

 1,ができると子ども自身も聞く耳を持つことができます。聞いてもらえないと子が感じると、反発します。子の感情がどのように動いたかは大事です。自立しようとしている子が、先に否定されたり、余計な助言を受けたりしても感情が良い方向に動きません。

 

 「言い分を聞いてくれた」と言う思い(感情)を基本に、例えば「自分の行っていることが正しいのか、間違っているのか」という思考に繋がるのです。

 

 

まとめです

「発達段階に応じて、お子さんとの距離感を確認してください。」

「お子さんのベクトルが親に向かっている時こそ、しっかり対応してあげてください。」

 

 今、お子さんが反抗期でお困りの方へ、また今後反抗期を迎えた時のために、少しでもお役に立てられたらなと思います。大変長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 私は中学生の時「人が入れ変わったのかと思うくらい言葉遣いが悪くなった。」と親から言われました。(泣)