6月24日(火)、北淡小学校の5年生が浅野漁港を訪問し、ヒラメの稚魚放流等を行い、ふるさとの漁業について学習しました。
まずは、淡路県民局の方によるヒラメ・カレイクイズです。自分たちが放流するヒラメのことについて事前に楽しく教えていただきました。
続いて、5年生が社会科の学習で疑問に思ったことや、詳しく知りたいことについて、浅野浦漁業協同組の組合長様が答えてくださいました。
「魚や海を守るために大切なことは?」という質問に対しては、「陸上で捨てられたゴミは最後に海に流れ着く。だから、ゴミはゴミ箱に入れる。みなさんにもすぐできることです。」「資源がなくなることを防ぐため、これだけは獲ろう、これだけは残そうということを関係者全員が話し合って総資源量を守っていくことが大切だと思います。」と、5年生の子どもたちにもイメージしやすいお話を、ご自身の経験を交えながらお話してくださいました。
そしていよいよ稚魚の放流。他の魚に食べられやすい卵や生まれたての時期を、陸上の水槽や生け簀で育てる「中間育成」という方法で育てられた稚魚。
ふるさとの海で大きく育つといいですね。
今回の水産教室では、漁業協同組合の皆様や市役所の方々、淡路県民局の方、他にも多くの方々に協力いただきました。本当にありがとうございました。