コロナ禍になって以来、実施できていなかったことが、また1つ、実施することができました。授業参観です。感染者の数字も随分と小さくなった中、保護者の皆様に学校にお運びいただき、教室での学びの様子をご覧いただくことができました。大きな喜びを感じています。どこかピリッとした空気の中、生徒たちは担任の先生と共に授業参観に臨んでいました。体育大会の開会あいさつでもお話ししましたが、本校は本年度と来年度、県教委の道徳教育実践事業の研究校として研究実践を進めています。道徳では、生き方を考える時間として、読み物教材を通して、その主人公の心の動き・変化を通して自分の生き方を考えます。今よりもよりよく生きる自分になれたらなぁ。そんな思いで生徒と共に、教師も一緒に考え学びながら授業をしています。

それぞれのクラスで、それぞれの先生の持ち味で道徳の学びが展開されました。ご家庭でも今日の教材を通して考えたことを、お子様にお尋ねいただければありがたく思います。
授業参観後にはアリーナにて、PTA教育講演会を開催しました。本校PTA総務委員の皆様に大変お世話になり、講師先生へのご対応から司会・謝辞など、実施運営にかかる多くの役を果たしていただきました。誠にありがとうございました。
お招きした講師先生は、高校野球大好き芸人としてご活躍の本校卒業生、かみじょうたけしさんでした。後輩たちへのメッセージと題して、「好きなことに夢中になること」「仲間を大事にすること」「夢を持つこと」「あいさつが大事」「素直であること」「生きていることは幸せ」など、生徒たちにわかりやすく、お得意の物真似も取り入れながら楽しくお話しくださいました。

生徒の皆さん、先輩からメッセージをどう受け取りましたか?素直に自分に取り入れて、夢に向かって前進することで、上条さんへの今日のお礼としていきましょう。そのことが、今日教えていただいた「みんな、幸せになろう」への道だと思います。