2024/5/16 16:39
5年(R3入学)
4年生 対話があちこちに

国語の学習の様子。まずは、先生から今日の学習のめあてや流れ、ゴールについて話を聞きます。

めあてに合わせ、まずは自分でじっくり考えます。タブレットを使えば、いったん書いた文字や資料を有効に使いながら、視覚的にも簡単に自分の考えを整理し、構築することができます。

自分の考えがある程度出来上がったところで、友達と対話。アウトプットです。自分の考えを表現しながらわからなかったことが見えてきたり、気づいたり、確信に変わったり。聞き手も話し手も双方が「なるほど、そうも考えられるよな」と新たな発見。

もちろん先生に聞いたり教えてもらったり、対等に意見を交わすこともあります。

かつてタブレットがなかったころ、作業中は、お友達の考えややり方を聞くのができませんでしたが、いまは、すぐに参照することができます。これも対話の一つ。

セクションが終わるたびに、あちこちで活動していた人たちも席に戻り、それぞれのまとめを交換。発言するときは、自分の作業画面を確認しながらちょこっとプレゼン。自分で教室のモニタに映すことができるようになれば、より説得力ある表現ができることでしょうね。

先生の話を聞いて、先生の言う通りの知識を受け取り、それをしっかり覚え、テストで得点。そんな一つのことに帰結する学習は覚える力が重要でしたね。

でも、子どもたちに本当に必要なのは、友達とアウトプットし合って自分の考えを広げ、洗練させていく学習。これは、思考力と表現力の駆使が不可欠。繰り返すほど磨かれます。折り合いをつけなければいけない場面にも出合います。そんな対話のある学習の白さに気づいた人たちの目はとてもキラキラしています。

洲本第一小学校は、自分の考えを表現し合える授業への改善に努めていきます。