「ようこそ先輩」の講話をきっかけに、6年生は総合的な学習で「商品開発」体験に挑戦。自分好みの遊びではなく、いかに人をひきつけるか、消費者と生産者の両方の視点に立って多面的に考え、チームや個人で企画書を作成しました。自分やチームの頭脳を総動員して真剣に作業を進める、真剣な目がとてもキラキラしていたのが印象的です。
それをDearコロンのパティシエール、濱田さんが丁寧に目を通してくださり、なんとその中の一つを期間限定の商品にしてくださったのです。これには担任も校長もビックリ。6年生の学びと実践を形にしてくださったおかげで、ここからまた新しい学びへの課題が生まれます。
子どもたちの学びの意欲に応えてくださった濱田さんの温かいお心遣いに厚く感謝するとともに、社会に使える学力はこのような地域社会の協力で培われることを改めて実感しました。机上で得た知識や技能をテストで確かめるのではなく、実際に使えばさらに深める機会になります。
今後も卒業生や保護者、地域の方々にご協力いただきながら、校庭の石碑の「自ら学ぶ」の文字通りに主体的に学ぶ姿勢を培い、子どもたちの学力が生きて磨かれるような学習活動への転換をめざしていきます。