久々の全校実施、4年ぶりでしょうか。早朝からご家族や地域、関係機関の方々にお越しいただきました。子どもたちへのあたたかいご声援と拍手、本当にありがとうございました。おかげさまで、子どもたちが自分の力を存分に発揮して楽しむ一日になりました。また、早朝から案内や整理をしてくださった本部役員の皆様にも大変お世話になりました。重ねてお礼を申し上げます。
6年生が自ら手を挙げてプロデュースした今年の体育表現運動発表会。ダンスの振り付けを上級生が考え下級生に指導したり、チームの士気を高めるパフォーマンスや演技のつなぎ目のスタンツを企画したりなどなど、全て自分たちで創り上げました。たくさんの観覧者を伴う大きな行事の企画運営をこんなに楽しそうに担ったのは、大野小の長い歴史で今年の6年生が初めてではないかと思います。
考え、試し、修正しながら、新しいものを作り上げていく6年生の背中を見て、下級生も「ぼくたちもやりたい!」と自分で考え、行動する意欲と姿勢の芽が出てきました。
こんな子どもたちが育っているのも、保護者はもとより家族や地域の皆さんが「まずやってみなさい」と、子どもたちの発想や思いを受け止め、背中を押してくれているからこそです。
そんな環境の下で、体験で得た学びを実践する子、考える力を持った子が増えて、大野小の理想がまずひとつ現実になって表れた今日の発表会だと感じています。
今宵はどうか子どもたちに「楽しかったな」「素敵な演技だった」と声をかけていただければ、次への大きなエネルギーになると思います。学校も、こんな子どもたちをもっと増やすために、皆様のご協力に報いるためにも、指導力の向上に一層努めてまいります。