今日から師走。恒例のマラソン大会を実施しました。曇り空で冷え込みが厳しく感じられるなかでしたが、たくさんの保護者の方や学童の先生方も応援に来てくださいました。
今回は5分間でどれだけ走れるか、という「完走チャレンジ」と、所定の距離をどれだけ短く駆け抜けるか、という「タイムチャレンジ」の二つの部門。それぞれが自分のめあてや走り方に合う方にエントリーして挑戦しました。
全18レース、どの人も力いっぱい走る姿に、観客席からも「がんばれぇ~」「まけるなぁ~」と大きな声援が聞こえ、いっそうが力が湧き出たことでしょう。思うように成果が出なかった人、体調がおかしくなってリタイアせざるを得なかった人も、頑張ろうとする気持ちはしっかり伝わってきました。人と比べて遅くても何にも気にすることはありません。悔やむこともありません。自分で「がんばったな」とか「楽しかったな」と思えればいいし、次はそう思えるように走ればいいんです。
最終の6年生男子のレースの時には冷たい雨が降ってきて心配しましたが、全員が最後まで力を尽くす姿に、それぞれの気持ちの強さがいっそう感じられました。
今日のような大会だと、どの人も全力で息が上がるほどの走り方をして「しんどい」「苦しい」と思っている人が多いのではないでしょうか。もちろんそれほどの負荷をかけて走力を鍛える楽しみ方もありますが、ゆっくりと走りつづけて「なんだか気持ちいい」と思える走り方で体を鍛える方法もあります。これからもどうか、走ることを嫌いにならないで、自分に合った走り方でマラソンを楽しんでほしいと思います。
実施にあたっては朝早くから、大野駐在所の警察官とPTAの役員の方々に交通整理や観察等のご協力をいただきました。また、近隣、地域の皆様にもご不便や迷惑をおかけしましたが、温かいご支援のおかげで、事故無く無事に終えることができました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。