世の中、一方的な発言をする人が多く、困った時代だなぁ~とつくづく思います。他者の考えや、願いを全く聞かずに批判する、悲しいというか、諦観をもたらしてくれます。そんな時代だからこそ、他者と協働し、学びあう、時に傷つけあうこともあるかもしれませんが、集団の中でしか学べない大切なことを子どもたちは積み重ねているんだなぁっと、今日も強く感じさせられました。
明日の終業式とともに、まもなく2022年もさようならとなります。子どもたちにとっては、当たり前のことですが、保育園の年長さんから1年生へ、3年生から4年生などなど、2022年も学年をまたいできました。
後半の9か月は、まさしく学年に応じた成長を見させてくれました。何気ない、所作を丹念に見ていくと、「お~~~」とココロにつぶやくことに出会います。運動場が使えない今日、4年生にお付き合いした中休みの体育館での出来事です。今までだったら、どちらかというと自分勝手な行動が多く、「窓開け」の作業的なことには背中を向ける様子が見られた子どもが、懸命に何か所も体育館の「窓開け」、「窓閉め」を楽し気に取り組んでいる様子に、先ほどの「お~~~」となった次第です。
そして、今日の5時間目は大掃除、いつもは一か所で集中して〝健気?(笑)〟に掃除をしているのですが、今日は子どもたちから「小さな幸せ」を受け取って、保護者の皆様にも〝おすそ分け〟しないと、と思い、掃除もしながら校舎を3回ほど上から下までグルグルしました。その様子をお伝えします。
冒頭の一文とは、正反対の子どもたちに、すこしでも生きやすい、そして人と人との間で生きる幸せを感じられる社会となることを願うとともに、その小さな実現に向け、小さなところでこれからも微力を発揮したいと考えています。まさに『自分にチャレンジ みんなで笑顔』、ためしに、ご家庭でお子様に「学校の目標って知ってるん?」て尋ねてみてください。3年生以上は全員が答えてくれるのではないかなぁ、と期待しています。