〝なつかし~〟という思いに浸りながら、6年生理科の授業をちょっと時間をかけて・・・。その際に妄想!?したことがらが、五七五のタイトルになっています。作用点、支点、力点、懐かしくないですか?思い起こしてください!(笑)
教科担任がわかりやすくするために作った実験の教具を見ながら、子どもたちとのかかわり方との共通点を見出していました。誤解を恐れずに・・・、と最初に断っておきます。教具を見ながら、作用点=子ども、力点=大人と考えていました。「気づいてほしい」「わかってほしい」、そして「はやく」の焦りが大人にはつきものです。一方で子どもは、「なに~~~」「ふ~~~ん」、そして「あっそう~」、なかなかに意図することを作用点である子どもに伝えることは簡単ではありません。力任せに「力点」に力を入れれば、入れるほど、そして焦れば焦るほど「作用点」(子ども)は〝逃げてしまいます〟なんてことを経験したことはありませんか? あるいは「作用点」(子ども)がまるで大樹になった根っこのように頑なになっていくような状況もありますね。
いろいろな子どもたちから、学ばせてもらった積み重ねが、子どもたちとのかかわりをしなやかなものにしてくれています。子どもたちの個性を見極めながら、上手に「力点」を探し出し、支点をてことして軽やかに、「作用点」(子ども)のこころを揺り動かすことが、できれば「目的」は達成しやすくなるのではないか?と考えています。
お互いに『軽やかに』、がみそですね。または、「阿吽の呼吸」ってことですね。これからも、子どもたちのこころを見極めながら、時機を選んでこそばしていこうと考えています。(中休みには背後から、わき腹を突然コソコソされ「やめてぇ~」と思わず叫んでいたのはわたし。)
真冬とは思えない暖かい陽射しと、真っ青な空をいただき、運動場に笑顔を咲かせている子どもたち、そしてお勉強中の子どもたちをお届けします。