暖かい春を迎えるこの時機、毎年のこととはいえ、寂寥感が込み上げます。今日も少しだけ卒業式の練習を見守りました。齢重ねるとともに、涙腺も老化がはなはだしく・・・、体育館の天井を眺める瞬間があります。
タイトルの〝帆をひとつ〟の〝ひとつ〟には小学校、という意を込めました。ほんのわずかですが「大人」への入り口に向かって〝錨上げ〟る日、卒業式が近づいてきました。
明日は祝日、そして6年生にとっては残すところ2日間となりました。今日は「大掃除」。さまざまな思いが去来する中で、指先に集中する姿が多く見受けられました。使っていたものを後輩に気持ちよく使ってもらうことを念頭に、その健気さに頬緩むとともに、涙腺も・・・、という状況でした。
そんなお掃除の光景と、いろいろな花木❗、ちょっとお遊びも合わせての『今日』をお届けします。
🌺今、PC横にPTA新聞を置いています。子どもたちの文章は当然のことですが、11名の保護者の方々によるコメント、過分な言の葉に、ここでもホッと安堵させられました。意のままにならぬことが多い中、「個」ではなく「公」としての対応にご理解いただいておりますこと、並びにご配慮に深謝いたします。
🔵3月13日の記事について
あまりの偶然、追加の記事を下段にしたためます。
ノーベル文学賞を受賞した作家について触れていましたが、帰宅後のニュースに驚きました。報道では3月3日にご逝去されていたとのことでした。わたしの『青(あお)の時代』、がむしゃらに読み耽っていた作家の一人である大江健三郎氏のことです。書籍については、相当数を処分してきましたが、貧乏学生だったわたしが購入した大江さんの文庫本!、30冊ほどは保管ケースに収納してあります。十数名以上いた尊敬する「全体小説」作家は、1名を除いて全て他界されたことになりました。
「読みたい」と思える小説、『青の時代』に読んだ作品を超える小説に出会えていないことを悲しむこの頃です。
🔴新型コロナウイルス感染症への対応について
新年度早々から新たな取組が始まるようです。4月以降になると思いますが、詳細が分かり次第、お伝えします。