🎋1300年の悠久の流れ🎋
今日は七夕です。毎年7月7日に行われる日本の伝統的な行事です。織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が、年に一度だけ天の川を渡って会えるというロマンチックな伝説に由来しています。
この日は、短冊に願い事を書いて笹の葉に飾る風習があります。子どもたちの願いが空に届くようにと、色とりどりの飾りが風に揺れる様子はとても美しいですね。(本校は笹ではなく、鈴丹テープに願いを書いた短冊をくくり児童玄関に飾りました)
七夕は、季節の移り変わりを感じながら、願いを込めて過ごす大切な日です。今日、本校では七夕集会を行いました。子どもたちは「家族が健康で暮らせますように」「地震が起きてもみんなが逃げ切れますように」「みんなが嬉しくなるように」「お金持ちになれますように」「元気に過ごせますように」「悟空になれますように」「試合で勝てますように」等など自分の夢や希望を短冊に書いて飾ることで、心豊かな時間を過ごすことができました。みなさんの願いが叶うといいですね。
【七夕の歴史】
紀元前の中国(約2000年前)
七夕の元となる「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が始まりました。これは織姫にあやかって、女性たちが裁縫や手芸の上達を願う儀式でした。
奈良時代(約1300年前)
この行事が日本に伝わり、宮中行事として取り入れられました。日本の「棚機(たなばた)」という神事と結びつき、現在の七夕の形へと発展していきます。
江戸時代以降(約400年前〜)
笹に短冊を飾る風習が庶民の間にも広まり、子どもたちが願い事を書く行事として親しまれるようになりました。
つまり、七夕の由来は約2000年の歴史があり、日本では1300年以上前から続いている伝統行事です。とても長い歴史を持つ、文化的にも大切な日なんですね。
今ごろ、天の川で織姫と彦星は会えていることでしょう!