2022/6/17 19:28
学校行事
220617 沼島探訪

220617沼島探訪

司馬遼太郎「菜の花の沖」に書かれた沼島衆の気概。司馬ファンとして不覚にも記憶にありませんでした。帰ったら復習しよう

今日は、1年生2年生が沼島探訪として神宮寺を訪ねました。

 

「出光丸ができたときに沼島の子ども達が招待された」

頭の中が???でした。百田尚樹氏「海賊と呼ばれた男」は、出光興産の創業者、出光佐三をモデルとして書かれた物語です。主人公は海外のメジャーと呼ばれる石油業界が牛耳る世界で純国産にこだわり、勝負を挑んでいきます。

沼島が「おのころ」の地であることを示す古文書。食い入るように漢文を読んでいました

それを石油の買い手となり出光を支えたのが当時、東シナ海、日本海・・・と日本中の海を駆け回った沼島の漁師たちだった!

戦後日本の復興を支えたとも言えるのではないでしょうか。鎌倉殿の13人の話も出ました。騎馬中心の関東武者が、なぜ、一ノ谷、屋島、そして壇ノ浦と瀬戸内海で平家水軍を破ることができたのか。それも沼島水軍が大きな力を発揮したということです。そして、神々の時代も・・・歴史の転換点に拠点となり活躍した沼島で、その末裔の方々に声をかけられながら、今、働いていること、学んでいること・・・感じることも多かったのではないでしょうか。

ここは庭園と一体となり「自分が自分に問いかける」場。弱い自分と葛藤し強い自分を見つける場
代表がお礼の言葉をしっかりと伝えることができまた。彼も良かったですが、代表が話し始めると「スッと」正座した彼。武道を志すものとして必要なこだわりだと思います。えらい!!

 

歴史もさることながら、「すごいなぁ」と思うのは中川宜昭先生のスケールの大きな話と今の世情、社会、科学等にも未だに飽くことなき探究心を持ち続け考え行動し続けているお姿です。先生も言われていましたが石田先生も私も南淡中で中川校長のもとで働いていました。当時より先生にも生徒にも「夢を語れ」という話を大きいスケールで話されていました。相変わらずのお姿にいつも「活」を入れていただいている気がします。歴史好きには本当に楽しい時間でした。校長室に校長時代の中川先生の写真があります。ぜひ見に来てくださいね(ほとんど個人の日記になってしまいました・・・)