人権フェスティバル2022
「21世紀は人権の世紀」と呼ばれます。20世紀、人類は2度の大きな世界大戦を経験し、「平和のないところに人権は存在し得ない」「人権のないところに平和は存在し得ない」という教訓を得、人権の尊重が平和の礎であると言うことがグローバル・スタンダードとなっています。しかし、最近の世界各国の動向を見ていると人権が尊重されていないような気がしますが・・・。
さて、そんな中、昨日、中央公民館で「人権フェスティバル2022」が開催されました。本校から1年生の平田さんが出席し、自身が書いた『男女差別をなくすには』を発表しました。
「昔からある『男だから、女だから』という概念があるから、男女差別がなくならない。見た目で人を判断してしまうことが差別につながっている。だから、私はこれらから男女、そして見た目に関係なく一人一人の個性をしっかりと重視し、その個性が尊重される社会にしていきたい」と男女差別解消に向けた強い思いを述べました。
平田さんは「こんな大勢の人前で発表した経験がなく、とても緊張した」と言っていましたが、最後まで堂々と発表することができました。
児童生徒集会
月初めの月曜日、小中合同で集会をしています。今年度から始めた児童、生徒たちのスピーチも回を重ねるごとに上達してきました。私たち聞く側も、「今日はどんなスピーチをするのかな」と楽しみになってきました。因みに、今日のスピーチは以下のテーマでした。
「サッカーについての自分の見解」(中3)
「昨日の柔道の試合で感じたこと」(中1)
「海洋プラスチック問題」(中1)
「自然学校で学んだこと」(小5)
「私の好きなスポーツ」 (小3)
「自分の好きなスポーツ」(小1)
その後、班に分かれて絵本の読み聞かせをしました。今日は、小学生が中学生に絵本の読み聞かせをする番です。なかなか面白い試みです。今後も継続し小学生との交流を深めていきたい活動の一つです。小学生の読み聞かせは中学生に好評でした。
【中学生の感想】
・ハキハキとゆっくり読んでくれたのでとても聞き取りやすかったです。
・声も聞き取りやすかったし、登場人物によって声のトーンやしゃべり方を変える工夫をしているのは、自分にはできなかったので、すごいと思う。
・私は中学生になってから、初めて小学生に読み聞かせをして貰いました。声がとてもはきはきとしていて、読むスピードも丁度よかったです。本文がとても長かったけれど、最後まで小学生は頑張りました。