♪神のつくりし おのころ沼島~♪
本当にカッコいい校歌です。式典で大きな声で歌い上げる生徒たちがかっこよかったです。今は、最後の終学活でカッコいいままで通知表をもらっているのか、しょぼくれて、落胆して通知表をもらっているのか・・・結果は、結果として受け止めてそれを次につなげていきたいですね
自分の心の持ち方が景色を変える
生徒指導からの話で、奈木先生が大谷選手がWBC決勝の時にいった「今日だけは憧れるのをやめましょう」という話を引き合いにおっしゃっていました。確かにそうですよね。人は見たいものだけを見ているとよく言います。結局は、目は景色をとらえるだけで、それをどう感じ、どう捉えるかはその人の心、それまでの歩みなんですよね。
あと、今学期を振り返って「気持ちのいい挨拶ができたこと」「人とのかかわりで反省を足場として成長していること」「失敗を繰り返さないこと」そして、何よりも『誰もが安全で安心して過ごせる学校を作っていこう』というお話をしてくれました。生徒のみなさんの心に届いたかな
根拠のない自信
・今度のテストは、合計350点オーバーを目指します
・来学期はオール4以上取ります ・・・その自信ってどこから来るの?
確かに、目標を持つことは、いいことだと思います。しかし、そのための手立て、準備がなくて「何々できそう」というのを「根拠のない自信」と言われても仕方ありませんよね。
先日、昨年の2022カタールW杯で活躍した尼崎出身の堂安選手が「根拠のない自信」について話していました。
「根拠のない自信をすごく大事にしてる」という言葉を聞いて「どういうこと?」と耳を傾けました。
「こう見えて、プレッシャーはけっこう考えちゃうタイプ。根拠のない自信をすごく大事にしてる。ピッチに入る時は『自分が一番や』と、いい意味で勘違いさせて立っている。強い自分を演じないと弱気な自分になっちゃう。ピッチで弱気なところを見せると一瞬でやられてしまう。」
つまり、「いざ」というときの心構えですね。これは、すごく納得いきました。「~だったらどうしよう」と考えてもしかたない状況になったら、「自分が一番」という思い込み、自己暗示は大切だと思います。
しかし、それが単なる「強がり」「ごまかし」だったらその「いざ」が始まったとたんに、そのメッキは剝がれてしまいますよね。
堂安選手の話は続きます
「根拠のない自信と言ってますけど、ほんまはほんの少し根拠はあるんです。正確に言うと、「根拠がある自信」に変えようと思って、日々、努力しているわけです。なんの努力もせずに、「俺はうまい、スーパースターや」と思うのはただの勘違いなんで。
試合の直前までは強い気持ちを持って自分を追い込み、限界までトレーニングをこなす。「これだけやったんやから、絶対に間違いない」と信じて練習するんです。
結局、どうしたってピッチに入る瞬間は不安があるもの。だから、「やばいぞ、どうしよう」って思う気持ちに打ち勝つためにも、「いや、これだけやってきたんやから、絶対に大丈夫や」って思えるだけの練習をやってこれたかどうかが大事なんですよ。
結果って相手、競争があり必ず出るものではありませんが、「やり切った」「頑張った」と自信を持つ準備はできますよね。『人事を尽くして天命を待つ』には「自分にできることはすべて成し遂げて、あとは運命を待つ」という意味ですが、「待つ」というより少しでも運命を手繰り寄せるということは自分次第でできますよね。
●堂安 律(どうあん・りつ)
1998年6月16日生まれ、兵庫県尼崎市出身。ガンバ大阪を経て、現在はオランダ1部・FCフローニンゲンに所属。海外挑戦1年目はリーグ戦29試合に出場して9得点4アシストを記録。昨年9月、満を持して日本代表デビュー
それより何より
健康第一
9月1日 に元気に登校してくださいね
よく遊べ よく学べ R5夏