本日、広田公民館で【初級】防災ジュニアリーダー養成講座が行われました。本校からは、1年生山田(碧)さん山田(汐)さん、2年生平田くんが参加しました。講師として東北大学非常勤講師 齊藤幸男先生をむかえました。斎藤先生は、2011年3月11日東日本大震災のとき当時宮城県石巻西高校の校長として、高校校舎で避難所運営の陣頭指揮をされていました。斎藤先生から「災間を生きる君たちへ~自分ができることは何か~」避難所運営ワークショップ として当時の映像を交えながら避難所運営にあたって時系列にそってすべきこと、できること等のお話をしていただき、集まった児童生徒は班に分かれて協議し、自分たちの考えを深めていきました。斎藤先生のお話には「当時の生徒が~」というエピソードがよく出てきます。柔軟な思考、若い力を十二分に発揮し活躍した高校生たちの姿を思い起こすことができます。中学生は反面助けられる立場でもありますが、自分の命を守ったうえで主体的に地域コミュニティの力となれる存在です。今後考えられる災害に対してのマニュアルはもちろん必要です。しかし、「マニュアル通りにいかない」「想定外」のときに動くことができる日頃から学び、経験、意識、準備等が必要ですね。今回は、沼島中から防災ジュニアリーダーになるべく参加した3人の生徒のみなさん。夏休みの貴重な1日、暑い1日ご苦労様でした。ぜひ、今回学んだことを、沼島中にフィードバックしてくださいね。明日から南あわじの児童生徒30名弱が防災現地学習として東北に出発します。バスでのツアーでなかなか大変だとは思いますが、現場でしか感じることのできないものがあります。今度、募集があった時は手を挙げてみてはどうでしょうか
おまけ 先生方も夏休みには多くの勉強(研修)をしています。道徳の授業について兵庫教育大学から谷田教授を迎え南淡中学校の先生方と一緒に南淡中学校で研修しました。日頃は電子黒板の前で授業をしている先生が、生徒の立場で発表したり、グループ協議したりと頑張っていました。