昨日は2年生、今日は3年生が川口泰司さん(山口県人権啓発センター)から部落差別についてお話をしていただきました。部落差別?
2016年に障害者差別解消法、ヘイトスピーチ解消法、そして部落差別解消推進法、いわゆる人権3法が施行されました。なぜ法律ができたのでしょうか。答えは簡単。障害者差別があるからです。ヘイトスピーチがあるからです。そして、部落差別が今もあるからです。「私は、差別なんかしないから関係ないや」ではありません。「差別がある」ということは、いつ自分がその当事者になるかもしれないということです。不当な差別から自分を守るため、自分の家族を守るため、自分の仲間を守るため、自分の愛する人を守るため、差別を正しくないと思いつつ差別の呪縛から逃れられない不幸な人を救うため・・・に人権学習をしています。差別と闘う武器は2つだと思っています。一つは正しい知識、そして一つは「差別はカッコ悪い、許さない」という怒りです。日頃の人権学習、昨日、今日の川口さんのお話を聞いて「そんなのおかしいやん」と感じる場面も多かったのではないでしょうか