2024/11/16 13:57
行事風景
241116 沼島総合防災訓練

本日は土曜日ですが登校日でした。沼島総合防災訓練ということで8:00発災を想定しました。

特認区生は船が沼島につく時間、沼島地区生は登校中でした。その時緊急地震速報が鳴り響き、続いて大津波警報が発令されました(これは訓練です)生徒達は、泊区北区東区の避難場所である蓮光寺へ地域住民の方々とともに向かいました。教職員も同じ船で通勤していたためすぐに全員の無事が確認されました。という訓練でした。その後、現場で、教室でいろいろな場所で被災した場合、どこに避難するのか、どのように連絡を取るかなど意見交換しました。一緒に能登半島へ行ってきたからかもしれませんが、「自分事」としてみんなが捉えられていたように思います。

その後、沼島総合センターへ向かい地域住民の方へ、募金の御礼と能登半島地震及び豪雨災害支援活動の3年生が作った動画で報告をしました。また、2年生は新聞を作りセンター3Fの和室前に掲示しました(しばらくは引き続き設置しています)。報告会には、南あわじ市前教育長の浅井先生も駆けつけてくれました。浅井先生はこの支援活動の実施、成功に向けてご尽力と応援をしてくれました。ありがとうございます。中学生の映像発表、小学生4人の意見発表を聞き子どもたちの成長を喜んでいました。

そして、斎藤幸男先生を講師に迎え避難所運営研修を行いました。斎藤先生は東日本大震災のときに宮城県立石巻西高校で教頭として被災され、避難所運営で陣頭指揮をとられました。その経験をもとに全国で避難所ワークショップや防災教育に関わっています。先生自身、宮城県の小さい離島でチリ地震による津波も経験されており同じ立地の沼島への来島を強く希望されておりやっと実験しました。地区別に地域の方々、小学生、そして、特認区の生徒、教職員が分かれて、いろいろなケースについて考えました。講演タイトル「正解ではなく成解へ」のように、地域ぐるみで、正しい解「正解」ならぬ成り立つ解「成解」. を見いだしていく訓練となりました。

蓮光寺へ避難。全員無事
能登半島支援活動報告
児童4名の発表。経験が思い、勇気、知識となっています
児童生徒そして地域が一体となって避難所について考えるこの実践的な意見交換の大切さを斎藤先生に学びました
竹2本と毛布で簡易担架をつくり○○○kgのお父さんを運びました。自己流で作った時は、上げようとした瞬間、落下・・・・
能登支援チーム隊長が堂々と発表しました
どの地区も熱心に斎藤先生の課題に考えていました

おまけ

食を確保する大変さ・・・東くんは手作りの厚焼き卵を弁当箱につけマイ弁当を作って持ってきていました。ちなみに私の昼食はカップ焼きそばでした。東くんの勝~