2025/1/28 11:09
行事風景
250128 私たちの避難所運営

今日は、防災パートナーシップを結んでいる西淡中とオンラインでつないで「私たちの避難所運営」ということで研修しました。石巻から来てくれた斎藤先生も東日本大震災の避難所で活躍した高校生の話をよく聞かせてくれます。自分達の学校が避難所になったら・・・と校内をよく知る両校中学生が、避難してくるいろんな立場の方を想定してアイデアを出し合いました。自分達だけでは気づかなかった「視点」も見つかり、より「避難所運営計画」の精度が高まっていくように感じました。能登半島で実際の違い状況を自分の肌で感じ、自分の目で見た沼島中学生。地域の頼もしい若き防災リーダーです。

西淡中とオンラインでの合同研修
平田くんがまずは沼島中を紹介
正田くんが「私たちの避難所運営」計画について説明しました
「私たちの避難所運営」計画 斎藤先生の教えていただいたようにWeb(蜘蛛の巣)状に組織されています
フェイクニュース。「祝 紅白出場決定!」・・・こんな害のないフェイクニュースはいいとして、大きな災害が起こると必ず悪意のフェイクニュースが流れます。映像も巧妙で見た人が「○○らしい」とSNSで拡散すると、いつの間にか「○○だ」となり独り歩きします。この対応も必要ですね。

 阪神淡路大震災の時、私の勤務校、西宮市立浜甲子園中学校は1/17に被災して2/1から学校を再開しました。その当時は、こんな準備は一切なく互いになんとか助け合いながら学校生活を送りました。再開当初は、避難者のための教室開放は1室程度だったと記憶しています。グラウンドでは地域の方への各県からの給水車や豊岡から来てくれたうどんの炊き出し等が続いていました。再開当初は、全員登校というわけにはいきませんでしたが、互いに友の顔を見て、本当に極度の緊張、不安から「ほっとした」表情になりました。校内ではトイレの水は出なくて「どうしよう」となったところ地域の方がバスタブを提供してくれました。(新任3年目の私は自分のクラス、自分の学年で精いっぱいでどういう経緯でそうなったのかわかりませんが)。再開当初は、給食も提供できず午前中で放課、給食再開したあとも、しばらくはパンケーキ1枚と牛乳のみ。でも「確実に食べられる」ことがうれしかったです。