◆志筑小学校の開校当初の沿革は、次のとおりです。
明治 6年(1873年) 8月 静村小学校として天神に開設
明治 7年(1874年) 8月 志筑小学校として円満寺に分離独立
明治 8年(1875年) 4月 引摂寺に移転
明治10年(1877年)12月 字連堵へ校舎新築移転
明治17年(1884年) 4月 静村小学校を統合し一村一校となる
◆明治6年8月に天神の地で「静村小学校」として開校したのを本校のスタートとすれば、それからちょうど150年経過しています。つまり、本校は今年で創立150周年を迎えることになります。
◆開校当初のことについて、「志筑小学校沿革誌」には次のように記述されています。
「我志筑ノ如キモ、有志諸氏、東奔西走斡旋ノ結果、数多ノ私塾・寺子屋ヲ合併シ、志筑村字天神ナル仰山堂家塾ヲ静村小学校ト命名シ、一ノ公学ヲ創設セリ。」
「通学区(静村校発足当時) 志筑浦・志筑村・中田村・王子村・池ノ内村・河合村・竹谷村」
「明治6年12月、通学ノ便ヲ考へ、円満寺ニ支校ヲ置ク。同7年8月、静村校ヨリ独立シテ志筑小学校トナル。」
◆明治政府が進める近代化政策の一つとして「学制」が公布されたのが明治5年8月。それからちょうど1年後、「東奔西走し数多くの私塾・寺子屋を合併して」誕生したのが静村小学校であった、ということになります。
◆開校当初の小学校の姿を想像するのは難しいことですが、教育により人を、そして社会を豊かにしようとする明治の人々の熱い思いは、150年間ずっと受け継がれ、数々の実を結んできたことでしょう。わたしたちは、学校の歴史の大きな節目の年にここに立っています。
※学校周辺道路の安全確保にご協力を
児童送迎車両の渋滞緩和や安全通行・マナー向上についてはかねてよりご協力いただいているところですが、近隣住民の方より厳しいご意見をうかがうことがあります。周辺道路は生活道路でありますので、くれぐれもご注意くださいますようお願いいたします。