2023/7/13 10:10
お知らせ
150年前のはなし

◆志筑小学校の開校当初の沿革は、次のとおりです。

明治 6年(1873年) 8月  静村小学校として天神に開設

明治 7年(1874年) 8月  志筑小学校として円満寺に分離独立

明治 8年(1875年) 4月  引摂寺に移転

明治10年(1877年)12月  字連堵へ校舎新築移転

明治17年(1884年) 4月  静村小学校を統合し一村一校となる

 

◆明治6年8月に天神の地で「静村小学校」として開校したのを本校のスタートとすれば、それからちょうど150年経過しています。つまり、本校は今年で創立150周年を迎えることになります。

 

◆開校当初のことについて、「志筑小学校沿革誌」には次のように記述されています。

「我志筑ノ如キモ、有志諸氏、東奔西走斡旋ノ結果、数多ノ私塾・寺子屋ヲ合併シ、志筑村字天神ナル仰山堂家塾ヲ静村小学校ト命名シ、一ノ公学ヲ創設セリ。」

「通学区(静村校発足当時)  志筑浦・志筑村・中田村・王子村・池ノ内村・河合村・竹谷村」

「明治6年12月、通学ノ便ヲ考へ、円満寺ニ支校ヲ置ク。同7年8月、静村校ヨリ独立シテ志筑小学校トナル。」

 

◆明治政府が進める近代化政策の一つとして「学制」が公布されたのが明治5年8月。それからちょうど1年後、「東奔西走し数多くの私塾・寺子屋を合併して」誕生したのが静村小学校であった、ということになります。

 

◆開校当初の小学校の姿を想像するのは難しいことですが、教育により人を、そして社会を豊かにしようとする明治の人々の熱い思いは、150年間ずっと受け継がれ、数々の実を結んできたことでしょう。わたしたちは、学校の歴史の大きな節目の年にここに立っています。

「学校設立趣意」(明治6年)。本校に現存する最古の文書です。(近日発行されるPTA広報「あゆみ」276号を参照してください。)
学校を設立することの意義、教育に寄せる期待について8ページにわたり記されています。
「志筑小学校沿革誌」(第1号)。明治時代の学校の様子がていねいに綴られています。

 

※学校周辺道路の安全確保にご協力を

 児童送迎車両の渋滞緩和や安全通行・マナー向上についてはかねてよりご協力いただいているところですが、近隣住民の方より厳しいご意見をうかがうことがあります。周辺道路は生活道路でありますので、くれぐれもご注意くださいますようお願いいたします。

とくに校門前では後続車両や歩行者のご迷惑にならないようにお願いします。
この場所に停車される場合も周囲の安全確保に十分ご注意ください。