(続きです)
お小遣いの良い使い方
1、貯金しながら使う
お小遣いをもらったら計画的に使ったり、貯めたりしよう。お金が残るととても満足します。そこでおすすめなのが「先取り貯金」の方法です。
例えば、1000円もらったとします。そこで先に200円を貯金するのです。残りは? 800円ですね。初めから、小遣いは800円だと思いましょう。それを毎回していくと、しっかりお金が貯まります。「先取り貯金」は大人でも実行するといい方法なのです。
2、小遣い帳を書く
自分が使ったお金を書いていくのがお小遣い帳です。何にどれだけ使ったかを振り返ることができます。これをしている人は、無駄遣いをしなくて、だんだんとお金の使い方がうまくなります。お小遣い帳を書いている人はいますか?
(予想よりもたくさんいました、すごい!)
書くことは面倒くさいと思います。けれども慣れればそんなに苦労しません。今は小遣い帳のアプリがありますので、それを利用すると便利ですよ。大人は「家計簿」とか「収支記録」と言いますが「先取り貯金」と同じで、一生役に立つ方法なのです。
お金の貯まる人
お小遣いの使い方とはちがいますが、お金がよく貯まる方法を教えます。
それは身の周りをいつも片付けておくことです。なぜだと思いますか。身の周りが散らかっていると、物を見失って、また同じ物を買う羽目になります。探せば本当はあるはずなのに、面倒くさくなって「買えばいいや」という考え方になりやすいのです。
そうして無駄な買い物を続けるとお金は貯まりません。「お金持ちとは、無駄遣いしない人」だと言ってもいいと思いますよ。
まずは支出コントロール
児童たちには以上の話をしました。
単純にいうと、お金の貯まり方は収入と支出の兼ね合いです。子どもたちは将来どんな方法でお金を得るのでしょうか? 労働者、技術者、経営者、投資家など様々な分野で活躍して収入を得ていくと思います。
支出はどんな立場であっても(どれだけ収入が多くても)使い方が悪いとお金は貯まりません。
今回は「お金持ちになれますように」の話をしました。ただ、子どもたちも贅沢することだけを考えているわけでなく、経済的に安心できれば、心豊かな幸せな生き方ができると考えているのではないでしょうか。
多くの人は物価上昇のニュースを聞くたびに不安を抱えています。少しでも解消できるように、子どもたちにはより良いお金(お小遣い)の使い方を考えてほしいと思います。
お金についてはご家庭でお話されていることもあろうかと思います。今日の話を加えていただけたら幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました。