容赦ない暑さの中、ご自身やご家族の体調管理に気を使われていることだと存じます。夏休みが始まりお子様の様子はいかがでしょうか? 個人懇談会ではこれまでの振り返りと今後について話し合われたかと思います。夏休みの生活がより良いものとなるよう、よろしくお願いいたします。またお問合せ等がございましたら、学校へご連絡ください。
さて今回は兵庫県更生保護協会冊子「あなたには子どもたちが見えていますか? 第46集」 に書かれているトピックを見つけましたので、ご紹介いたします。
「子どもが健全に育つために」
1. 過度の期待をかけてはいませんか?
親の期待や干渉が強すぎると、子どもは自分の言いたいことやしたいことを正直に表現すれば、愛されなくなるのではと不安に思います。子ども自身の気持ちを尊重しましょう。
2. 自主性を重んじるあまり、放任状態となっていませんか?
しつけは親の責任です。「他人に迷惑をかけてはいけない」など、善悪の判断ははっきり言うことが大切です。
3. 子どものモデルとなる行動がとれていますか?
子どもは、「親の背を見て育つ」と言われています。親がモラルを守った行動をとると、子ともも自然にモラルが身につきます。まず、親自らがモラルを守った行動をし、良い手本となりましょう。
4. 指導するときに感情的になっていませんか?
たまには感情的に叱ってしまうこともあるでしょう。しかし、叱るときには冷静さを失わないよう努めることや、叱った後のフォローも大切です。また、行為を責めても決して子どもの人格・自尊心を傷つけないように気をつける必要があります。人格や自尊心が傷つき「俺(私)はダメな人間」と感じると、向上心を失い、努力できなくなることもあります。
5. 良いところを褒めていますか?
良いことをしたときには、必ず褒めることが大事です。褒められることで自信と意欲がわいてくるものです。マイナス面ばかりに注目せず、プラス面を伸ばすように心掛けましょう。
(続きます)