2025/7/26 09:20
学校生活
♦7月26日♦ 子どもが健全に育つために(2)
今日は土砂降り💦
雨ニモ負ケズ✌️
高速計算見ててね🍒
業者さんと屋上点検🌈
活躍⚡
せっかくなので😄

(続きです)

 

6. 外見や成績などで判断していませんか?

 服装や学校の成績などは、確かに人間を評価する上で分かりやすい基準の一つではありますが、目には見えない「子どもの心」も見ていく必要があると思います。大人が子どもの外見や成績のことばかりを気にしていると、子どもは人間の外側だけ取り繕うことを覚え、人間として大事な「心」が育ちません。そして、心が育っていなければ他者を思いやることができないので、社会のルール・モラルを守ることもできなくなります。

 

7. 会話を心がけていますか?

 家族が行動する時間帯が合わなくなると、会話が少なくなりお互いに何を考えているのか分からなくなります。忙しいときでも、挨拶やたとえ5分程度の会話でも行うよう心掛け、お互いの気持ちがすれ違っていかないようにしましょう。

 

 中学生という時期は、心の成長が身体の成長に追いつかず、「大人」と「子ども」の間で揺れ動き、様々なことにどう対処すればよいのか分からなくなっている不安定な時期です。

 

 感情のコントロールが上手くいかず、ちょっとしたことでも反抗的になったりします。一方、親は、こういった子どもの態度に不安を感じ、それを解消するために権威的な関わりをしてしまいがちです。

 

 子どもへの注意は「子どものため」ですか?それとも「あなたのため」ですか?

 

 子どもに自尊心をはぐくみ、物事に前向きに取り組める人間に成長させるために、まず大人が適切な関わりをする必要があります。適切なタイミングで適切に褒めたり叱ったりすることもその1つです。

 

子どもとの関わりを見つめ直す機会に

 以上が冊子に書かれていた内容です。中学生の保護者向けでありますが、小学生の子どもたちへの接し方としても大切な考え方だと思います。

 

 更生保護は犯罪や非行の防止と罪を犯した人の立ち直りについて理解を深め、犯罪や非行のない地域社会を築くことを目指すものです。子どもたちを取り巻く学校や家庭でできることとして、子どもへの接し方を今一度確認する必要があるのではないでしょうか。

 

 大人として上記(7つのポイント)のことがいつも完璧とはいかないかもしれません。余裕のないときはつい感情的に叱ることもあるでしょう。しかし今回の内容を心掛けていれば、自身の態度を振り返りながら子どもを健全に育てていけることと思います。

 

 8月末までの長い夏休みが続きます。引き続きお子様の健やかな生活の見守りをよろしくお願いいたします。また、ご家族皆様にとって楽しく充実した時間をお過ごしください。最後まで読んでいただきありがとうございました。