2026/3/7 09:20
学校生活
♦3月7日♦ 悲しさの基準(2)
自分たちで開催したよ🙋
さあ、来い🙆
おまたせ🌷
地域のグランドゴルフ大会🌈
3世代でグループ🚃
お先に🌸
交通安全について🚶
朝会で注意喚起⭐

(続きです)

 

子どもたちの中にある価値観

 もう一つ、私が心を打たれたのは、「比べること」を悲しみの理由にする意見が出なかったことです。

 学業成績のことや身の回りの環境、得意・不得意などについて、他の人と比べるような声は聞かれませんでした。

 

 子どもたちが実際にどう考えていたのかを確かめたわけではありません。しかし私は、次のように感じました。

・自分は自分のまま成長していけばよい。

・人にはそれぞれ違いがある。

・違いそのものを、悲しみの理由にしなくてもよい。

 

 人間社会には本当に多様な人がいます。

 学び方のこと、人との関わり方のこと、体のこと、得意なことも一人ひとり違います。けれども、その違いがその人の価値を決めるわけではありません。

 

 子どもたちは、日々の家庭や学校生活の中で、「人は比べ合う存在ではなく、支え合う存在である」という感覚を、自然と育んでいるのではないかと感じました。

 それは、保護者の皆様や先生たちが、これまで注いできた愛情の証なのだと思います。とても嬉しい気持ちになりました。

 

 一つだけ後悔があります。その場で、「君たちの中には、こんな素敵な考え方が育っているのだよ」と、きちんと伝えられなかったことです。今後何かの折には伝えてあげたいと思います。

 

悲しさから幸せへ

 もちろん、子ども同士のトラブルがなくなったわけではありません。まだまだ未熟なところもあります。それでも子どもたちは、「良い関係を築きたい」「自分らしくありたい」「差別的な考えはいけない」・・そんな思いを胸に、日々成長しています。

 

 時には誰かを悲しませてしまうこともあります。そんなときこそ、周りの大人が寄り添い、何がよくなかったのかに気づかせ、どうすればよかったのかを一緒に考えていきたいと思います。そして、悲しい思いをした人にどう向き合えばよいかも学ばせていきたいと考えています。

 

 人にはそれぞれに歩み方があります。その違いを尊重し合える学校でありたい。そして、比べることよりも、認め合うことを大切にできる子どもたちを育てていきたいと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。