(続きです)
ある歯医者さんに聞いたのですが、最も虫歯になりやすい食品は「飴玉、ガム」だそうです。理由は口の中に糖分が存在する時間が長くなり、虫歯菌が増えやすい状態だからです。糖分を歯や口の中から除去するために、食事のあとは早めに、正しい方法で歯磨きをすることが大切となります。
学校として申し訳ないのは、新型コロナウィルス感染拡大防止の取組として、給食後の歯磨きを一斉に行っていません。このことについては今後、関係機関とも相談して再開の時期を考えてまいりたいと思います。
今回、「歯の健康と幸せ」という題名ですので、次のようなこともぜひお子様と考えてください。
まず、歯の良し悪しは全身の健康につながります。体を作る成分は、すべて口の中から入ります。歯が不衛生であると様々なウィルスが体内に入りやすくなり病気を誘発します。大人になって歯周病におかされたりすると、大きな病気(糖尿病、認知症・・・)の発症率が高まるそうです。反対に歯が良ければ体が健康であり、食事そのものが楽しく幸せな気分でいられるでしょう。
次に、歯が健康な人ほど社会的信用を得やすいということです。やはり、歯が汚い(未治療も、歯磨き不足も)人よりは、きれいな人とのほうが仕事においても、人付き合いにおいても交流が深まります。歯の状態は見た目やにおい(口臭)にも直結してしまいます。私が迷惑をかけていた教え子さんがいましたら、ごめんなさい。
といいますのも、私は40歳をこえて歯の治療をしなくてはなりませんでした。そのころから、少しは歯に気を使っています。学習小学校(もちろんその他の学校も)の子どもたちには、できるだけ早く意識を高めて、健康な歯ととともに幸せな人生を歩んでほしいと強く願います。周りの大人として、できる限り力になっていきたいと思います。また、すでに歯の健康に取り組んでいるご家庭も多いかと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。