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2023/5/13(土)
(5月13日)我が家のゲーム、スマホ使用について(5)
【藍の種プロジェクト】釜口在住、根岸さんご夫妻👧👦学習小学校3年目、種をつないでいます🍀一枠に5、6粒入れてね⭐根岸さんはNHK大河ドラマ2021で藍染指導をされています🙆よーい🐰ドン🏃💨先生と、楽しいな😊きまってる🙌(中央は研修講師の方)職員研修「よりよい教育活動をめざして」🌈(続きです) ④ゲームなどの環境は変化していく 私が初めて家庭用ゲーム機を買ったのは、20代で「スーパーファミコン2」でした。それまでは、「ゲームウォッチ」を楽しんでいました。この話が分かる方は自分の年齢を感じざるをえません(笑)。 その当時からゲームは「子どもがするもの」から「家族でも楽しめるもの」となっていました。実際、「ファイナルファンタジー」「桃太郎電鉄」「マリオカート」は我が家の共通話題でした。  今はオンラインゲームやゲーム課金なども加わってより高度に楽しめる様になっています。しかし家族が見えない部分で行われている不安も増大しています。 さらに、SNSトラブルで友だち関係が壊れたり、事件に巻き込まれたりする可能性もあります。子どもにとって情報モラルはますます求められていきます。 ⑤主体的な使用を目指す 不安だからといって、コンピュータ―におけるネットワーク情報技術(IT)を生活から切り離すことはできません。そこでITの活用力を高めるための勉強は不可欠です。ITに囲まれた子どもたちは判断力が未熟なのです。 ゲームやスマホなどの使い方を通して、子どもが主体的に判断して使用できるよう、大人たちがメッセージを伝えなくてはなりません。ただしメッセージを伝えたとしても、その時はお子様が言うことを聞かないかもしれません。 でも大丈夫です。 目標は、子どもがゲームやスマホに支配されない(依存しない)ことです。 大人がメッセージを伝え続けることで、自分の健康を害されたり、財産を搾取されたりしないようにと、子どもが自ら考えるようになっていきます。そのためにも、今回多数紹介いただいた貴重なご意見を参考にしていただきたいのです。 また、ゲームとは別のもので夢中になれるものを、自分で見つけられるといいなと思います。そのためには積極的に体験や挑戦できる機会を作ってあげてください。どうぞよろしくお願いいたします。  今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。 ※関連して読んでいただきたい過去の記事(4月29日)我が家のゲーム、スマホ使用について(1)~(3)(2月11日)学校評価から見えたこと(2)昨年(9月24日)ネットに潜む罠(わな)から子ども守る(1)~(3)
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2023/5/13(土)
(5月13日)我が家のゲーム、スマホ使用について(4)
釜口にある民家レストランで学んだよ😀「いらっしゃい😄」(釜口保育所)「仮屋保育所も来てくれたよ😆」【1年生歓迎会】「自己紹介しま~す🙋」音楽が止まった時、ボールを持っていたら・・💦何❓ (絵しりとり🍎)ぼくのゼスチャーわかる❓ミュージック、スタート🚶🚶🚶ストップ👹  4月22日から「我が家のゲーム、スマホ使用について」の取組を募集したところ、たくさんのご意見を頂戴いたしました。心より感謝いたします。以下は前回(4月29日)お知らせした後、ご回答いただいた分です。 ○親が勝手に決めたルールは守ってもらえず苦戦していました。家族で話し合い、何がいけないのか伝えた上で、本人にルールを決めてもらうことにしました。「スマホやタブレットはやる事をやってから15分タイマーを掛けて見る」それからは今の所守ってくれています。自分の決めた事を自分で実行出来るようにもっていくのが大切なのかなと感じました。 ○ゲームをするときはできるだけ親子で一緒にしています。共通の話題があってそれはそれでいいのかなと思っています。○兄が中学生です。全然言うことを聞かないので、「何時に終わるの?」と聞いておいて、守れなかったら叱るようにしました。叱られるのが嫌なので、遅い時間を言う時もあります。なのでほっておいて先に寝ていたら、少しずつ終了時間が早くなってきました。  ご意見を集約させていただく中で、私なりに思ったことを5点書かせてください。 ①時間設定とルール決めをする 各ご意見から親が使用の約束や時間を決めたり、子どもに決めさせたりしているようです。アプリや設定の機能で仕組化している例も紹介していただきました。 子どもの発達段階に応じて約束や時間の決め方は様々なようです。「約束事」を親子で共有することは、ゲーム・スマホの使いすぎから逃れる良い方法だと思います。 ②子どもの成長につなげる 宿題、お手伝い、習い事、生活習慣などのことを成し遂げてからゲームを許したり、You tube視聴をOKにしたりするご家庭もありました。子ども自身に負荷がかかるかもしれないけれど、自己成長や他者貢献の取組と、それによって得られる楽しみ(報酬、褒美)を上手く繋げています。 ③どこの家庭も悩んでいる 「子どもは隠れてしている」「ゲームを取り上げてもうまくいかなかった」「ゲームや、スマホを与えていないが、話題についていけるのか?」などのご意見もありました。 悩んでいる例を率直に書いていただいたことで、気持ちが和らいだ保護者の方も多いのではないでしょうか。子どもや家族の課題として、ゲームやスマホとどう向き合っていくか? 今のところ成果がなくても、家族で話し合うことは大切だと思います。 (続きます)
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2023/4/29(土)
(4月29日)我が家のゲーム、スマホ使用について(3)
看護大学実習生の手洗い指導🚿・・熱心な2人でした😀🌹今年も花いっぱいになるよ🌻また、大きくなったよ🍀自分のことが好きになる方法💕本読み楽しいな✨ 学校司書さん、良い環境をありがとうございます😄自信作💪 「校長先生、僕の撮ってー🙏🏻」に応えました果敢🏆(続きです) ○スマホはまだ持たせていません。たまに親のスマホでYouTubeを見せています。ゲームは1日一時間、リビングで、というルールを言っていますが中々守れません。良くない事ですが、もうあまり気にしないようになりました。 ○先に宿題をしたらゲーム、先にお風呂に入ったらユーチューブなど、初めにしなければいけない事をしてからご褒美のつもりで見せています。ただ、夜はなるべく控えたり、しっかり時間を決めて上手に使用していきたいです。○習い事をしているので練習が終わったらご褒美として30分ゲームやYouTubeをさせています。休日は1時間と自分でタイマーをかけて利用しております。 ○我が家ではゲームやスマホの時間を、お手伝いや自主学習、体力づくり等の対価として時間を増やすようにしています。何をしたからどれくらい時間を伸ばすか等の交渉も子供が考えてきたりするので思わぬ面でも成長を感じられました。ただ友達が遊びに来るなどの時にはサービスで増やしてあげるなど、あまり堅苦しくはしていませんが将来、労働の対価としてお金を頂いているということが解ればと思って実践しています。最初の頃はやらせている感じでしたが、慣れてくると自分からやって増やそうとしてくるのも良かったと思っています。 ○ゲーム、Youtubeが好きな子供ですが時間を決めてその時消しても親が見てない隙にまたテレビつけてたりしてたので時間になるとコントローラやリモコン操作するものをバレないように隠しています。 ○失敗したのはスマホ・ゲームを取り上げる事でした。取り上げるとすぐ宿題をするのかなと思っていましたが、別の遊びや昼寝をして結局いつもと同じ時間に勉強をしていました。1週間やりましたが効果なしで諦めました。  今回は、4月28日までにいただいたご意見を掲載させていただきました。募集は5月7日(日)まで行っています。様々な取組(失敗談もありです)をお待ちしております。また、現在中学生になられている卒業生の保護者様からのご意見や、今年の連休中の成果なども賜りたいと存じますので、お気兼ねなくご回答ください。よろしくお願いいたします。 ※本ページ上部の「アンケート」にて回答できます。
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2023/4/29(土)
(4月29日)我が家のゲーム、スマホ使用について(2)
みんな大好きドッチボール😁おいしいえがお🥗逆さまっ🤸🏻‍♀️あざやか🌈こちらはシブい🤠虫歯撃退👨🏻‍⚕️お時間がありましたら、昨年5月14日の記事「歯の健康と幸せ」をお読み下さい🙇🏻‍♂️連続🦄全国学力、難しい💦(続きです) ○うちにはゲームはないですが、タブレットを使い動画を見たり、アプリで遊んでいます。snsはしていません。子供のタブレットはWi-Fiに繋がる時間を制限しています。1日1時間~1時間半で時間を決めています。平日は、夕食がはじまるまでとしています。しかし、アプリだとインターネットに繋がらなくても出来ますので、私が言わなければこっそりやっています。毎日守れて無いと叱ってばかりで、正直この方法が合っているのかもわかりませんが。 ○両親共にゲームに興味がないのでゲームは我が家にはありません。なので子供も興味ありません。また、野球をしていて&学童保育にもいっているのであまり家にいないからスマホもあまりみません。ただ、友達がしたYou Tubeの話や新しい歌を見たく聞きたく、言ってくる時は宿題(購入したドリルなども)終われば30分ね!と話して週に1、2回見せる程度です。今はそれで満足です。高学年になればわかりませんが。 ○6年生の母です。我が家は、まだゲームは買わずに過ごせています。長期休暇時の学童保育で使用が許されているので、購入は懇願されましたが、切り抜けました。Wi-Fi下のみ使用できるタブレットは与えていますが、友達と遊ぶ時は、まだまだ外遊びで十分なようです。タブレットは、使用時間に制限をかけています。アプリのインストールも、制限をかけているので、必ず親に通知が入るように設定しています。LINEは親子の連絡方法として、インストールしました。まだ、その程度で落ち着いていて、SNSでの友達と繋がりはないようです。 ○ゲーム、youtubeのゲーム実況、親のスマホを使ってInstagramのリールを延々と見続けることがあります。iPadは21時以降は見られないように制限をかけました。中毒性があり、楽しそうなところは良いのですが、見られないとイライラしたり、何度注意しても画面に近づき過ぎるため目も悪くなるのではと心配です。オンラインで知らない人と繋がるゲームはやらせていません。 ○ゲームはまだ買っていないですし、YouTubeを見たがるのですが、視力が悪くなることを懸念して、テレビでしか見せていないです。でもゲームの話題は学校ではどのくらいあるのか。とか、話についていけないのではないか。とかは気になっています…。 ○ゲームの前に、寝る前にすべきことを全て終わらせておきます。歯磨きや明日の準備など。寝る前は、目を休めるため、必ず20:15には終わる約束です。ドローンを仕事にしている主人にとっては、ゲームは将来役立つとの意見もあり、子どもに、ゲームは楽しいし、ダメなことではないけれど、睡眠時間は確保したいなど、譲れないことを話して、お互いの気持ちを話しながら、約束を決めるのが、本人も納得できて、効果的だなと思います。 (続きます)
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2023/4/29(土)
(4月29日)我が家のゲーム、スマホ使用について(1)
入念⭐ギリギリを攻めるよ🏃 🏃はじめて墨を使ったよ🔰☔をさすの、好きかも🌨定番🦁 おなかに力をこめるよ😀  4月22日より、「我が家のゲーム、スマホ使用について」と題し、ご家庭の取組を紹介いただける方々に回答を賜っております。これまでたくさんお寄せいただきました。 子どものゲーム、スマホ使用に悩んでおられる方々のために、力を注いでくださり本当にありがとうございます。 以下、ご紹介させていただきます。「我が家でも取り組んでみよう」と思うよい取組がたくさんございますので、ぜひご覧ください。 ○いいか悪いかわかりませんが、ゲーム時間の限定、ゲーム機を親と共用にしています。○時間を決めて約束を守ってもらう。忙しい平日はやらない。というルールにしています。約束の時間には、親が声を掛けて、気が付いたら長時間やっているということが無いようにしています。 ○孫の状況ですが、孫達は限り無く使いたがりますが親達が1日合計で何分迄と決めていて子供達も渋々従っている様子。多少の追加は認める場合も有りますが、頼めばいつも認めてくれる。とはならず、それでも各々の攻防が未だ深刻なレベルにまでは進んでいないように感じています。厳しく感じる時もありますが親達の方針を応援しながら、違う場面で孫達を少し甘えさせてやれたら良いかな。と考えております。 ○時間を決めたり、画面に近づきすぎたりルールを破った場合にはすぐにやめるようにしています。ゲームを買ってから、外遊びの時間が減ったのでやっぱりゲームは良くないような気がしてきました。○家のお手伝いをしたら、何分とゆう風な仕組みにしております。 ○ゲームを、購入する際にきちんとルールを守るという約束で購入しました。(ちなみに友達が持っているから欲しいと言ってから1年以上は我慢させました)「ルールを守らなければできない」前提なので、今のところ守っています。少し長引いたとしても、声かけでやめています。(でないと取り上げられるので)見守りアプリを入れて、制限時間等管理しています。うちでやっているのはこれくらいです。 (続きます)
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2023/4/22(土)
(4月22日)お願いがあります
学習小学校保護者様 昨日は、授業参観、PTA総会、学年懇談会にお越しいただき、ありがとうございました。ご都合で来られなかった方におかれましても、次の機会にお待ちしております。 学校生活の写真をご覧いただいた後、アンケートのお願いがあります。(授業参観の感想募集とは別のものです)ウキウキ🌷はっけよーい🐻のこったー🐼シリーズ最終回😺だんだんなれてきたよ😀春を見つけにきたよ🎈 学校用務員さんが、学級の畑を準備してくれています🥒はじめてのげこう、ドキドキ🙂勉強になります🍊 アンケートのお願い「我が家のゲーム、スマホ使用について」と題して、各ご家庭でのルールや取組などを教えてください。 多数のご家庭におかれまして、「子どもがゲームをなかなかやめない」、「SNSでの友だち関係が心配」などのお声をいただいております。そんな悩みから少しでも解放されるよう、皆様の力をお借りしたいと存じます。  ホームページ上部の「アンケート」にお進みいただきますと、回答できます。ご意見が集まりましたら、取組内容を皆様にご紹介させていただきます。趣旨にご賛同いただきますようお願いいたします。(期間は5月7日まで)
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2023/4/8(土)
(4月8日)3つのアクションプラン(2)
今回は令和4年度中の写真だよ🍚これは難しい🍛卒業前に「〇走中!!」😎(6年生からの企画😄)ハンター怖いよー💦確保😝ミッションで救ってー😅納豆は好きですか❓給食が文化を作ったんだね🐮 (続きです) 話をしている人に、おへそを向けて聞こう これについては、私は100点ではありません。先生たちに声をかけられて、作業中のパソコンから手を離さず、話を聞いてしまうことがあります。  ところが、学習小学校の6年生はすごいです。3月の修業式(当時は5年生)、私が前に立つと、全員がおへそを私に向けていました。学習小の全校集会では、高学年ほど端に位置しています。話す人が前に立てば、意識しないとそちらに体を向けられません。それが全員できていたので、私が圧倒されました。  下の学年の子もおへそを向けています。が、何人かは意識できていませんでした。それでも、しっかり向けている仲間がいるので、おへそを向ける子の割合が、高学年になるにしたがって高くなるのかもしれません。  おへそを向けて聞く態勢ができると、校長はつまらない話ができなくなります。少しでも役に立ったり、印象に残ったりする話をするため、準備は不可欠となります。(良いことです) おへそを向けて聞くことは、相手を尊重し、自分の理解を深めることになります。それに加えて、話し手の意識を向上させることになる、と私は思います。あいさつと同じで、お互いを高めるアクションプランではないでしょうか。 トイレのスリッパをそろえよう 人は整っている場所や事に対しては丁重に扱い、乱れている場所や事にはぞんざいに扱ってしまいます。例えばきちんと整備されたグラウンドのほうが、真剣に練習し成果に結びつくでしょう。 これは視覚情報を受けた脳が、整っている場合と乱れている場合で、違う性質のホルモンを分泌するからだそうです。  トイレのスリッパがそろっていると、次の人が使いやすいのですが、それだけではありません。 常にそろっている状態を子どもたちが毎時間見ることで、脳内に良いホルモンが分泌され、がんばろうとする気持ちがプラスアルファされると思うのです。逆に乱れているとマイナスされるので、2つの差は大きくなります。  また、自分が使ったスリッパだけでなく、乱れているスリッパをそろえることで、その子自身の頭や心の中で、とても良い変化があるのではないでしょうか。きっと同じ行為をした大人以上に影響があるはずです。 決意 3つのアクションプランは子どもたちにとって、わかりやすく取り組みやすい習慣です。 子どもたちがお互いに声を掛けやすいですし、昨年は児童会に立候補した多くの児童が、活動の抱負に盛り込んでくれました。  令和5年度は一つ加わったので、さらに成果が見えるようにしてまいります。よろしくお願いいたします。今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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2023/4/8(土)
(4月8日)3つのアクションプラン(1)
出会いの季節🌸学習小へようこそ😄気分一新💕ワクワク💝ひさびさの学校、楽しかったー😄みんなで咲こうね⭐ ①毎日、自分からあいさつをしよう②話をしている人に、おへそを向けて聞こう③トイレのスリッパをそろえよう  子どもたちは、新しい学年で仲間と共に令和5年度の学校生活を始めました。様々な思いを胸に新学期を迎えたことでしょう。私はそんな子どもたちに、昨年度を超えるような学校づくりをしたいと決意しました。(昨年度も良かったと思っています。もし私が見えていない部分がありましたら、教えてください)  上記の3つは、子どもに年間を通じて伝えるアクションプランです。 ①②は昨年度からの継続で、今年は新たに③を加えています。③については、これまでも指導してきましたが、学校全体として定着していません。どちらかというと高学年ほどトイレのスリッパがそろっています。子どもの公共心は育っていきますので、その傾向は理解できます。  しかし、低学年のスリッパがそろわないということは、決してないと思います。現に、乱れているスリッパを並べている1年生を何人か見たことがあります。今年度は、「学習小学校の児童みんなが意識して行動できる」ところを目標にしています。 それではなぜ、冒頭の3つを選んでいるのか説明させてください。 毎日、自分からあいさつをしよう あいさつの大切さは、誰もが知っていることですが、なかなかできない人もいます。本当に仲の良い友達にはあいさつできても、関係が薄い同級生や大人に対して、あいさつをしにくいということは誰しもあります。私は小学生のころ、あいさつができるほうではありませんでした。  私は、あいさつがしにくい人に強制的にさせようとは、思っていません。仕方なくするあいさつに次へのステップは考えにくいからです。 一方、自分から(主体的に)あいさつをしている人は、例外なく温かみのある表情になっています。何かへの発展が期待できますし、周りでそんな表情を交換し合っていると、その場が心地よい空間になっています。  あいさつが苦手な子も「何だか今日はいいことが起こりそう」という気分になるのではないでしょうか。他力本願ですが、まずは心地よい空間にいることで、あいさつができる可能性が広がります。  私は自分が、主体的な(心のこもった)あいさつが少しはできるようになった、と思えたのは、ずいぶん年齢を重ねて(多分40を越えて)からです。今となっては、形だけでないあいさつをもっと早くにできていたらと思います。 そんな反省も込めて、「子どもたちの背中を押してあげたい」とアクションプランの一つにしています。 (続きます)
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2023/3/25(土)
(3月25日)贈った言葉(3)
しゃしんとってくれてるよ😄いっしょに考えてください🔥これは簡単かも🎊五七五(基本)で伝えます💕自転車通学楽しみだな⭐できてるー🙆なるほどね🍰楽勝だよ🙋大人より使いこなす💥気持ちいい通学路🌳 施設管理員さん、ありがとうございます✨ (続きです)  そのことを念頭に、中学校の先生は日々指導に当たっています。小学校も同じですが、中学校の先生は義務教育後の進路を保障していかなくてはなりません。また、社会で生きていく力を小学生以上に高めようとします。 そうして中学校3年生を送り出したあと、新中学1年生を迎え入れます。子どもたちの自我が芽生え始めたころに方向性を示すため、若干の厳しさが出てしまうのです。  自我と書きましたが、多くの子どもたちは大人に近づくにあたり、背伸びもしてみたいのではないでしょうか。 少しは個性を出そうと、ルールからはみ出そうとするかもしれません。例えば、ほんのり化粧をしてみたり、年齢で禁止されていることに興味を持ったりなどです。  一方、中学校で規則(校則)が多くなるのは、次の理由です。 外見の印象は、私たちが思う以上に様々な影響があります。視覚的印象はその人の価値をほとんど決めてしまうそうです。それが当事者の人生の歩みに直結する、と多くの研究結果で明らかにされています。 「人間中身が大切」ということは事実ですが、「外見で信用してもらえない」と中身は評価されません。  中学校の時点では、制服の着こなしと連動して髪形等、外見についての決まりごとが多くできているというわけです。 それは小学校時代に経験のない生活指導の対象になります。先生に注意されて、抵抗感をもつ生徒はいることでしょう。  それでも、子どもたちの将来を見据えて中学校の先生は生活指導を行います。「ルールを守れる人が、本当の個性を発揮できるのだよ。」と私もよく言っていました。(12月3日の記事「自信がつく方法(2)(3)」も参考にしてください) 中学校入学にあたって 6年生の子どもたちは、「先生が厳しいかも」「授業についていけなければどうしよう」「新しい友達ができるのかな」など大きな不安を抱えています。 不安の中でも中学校生活のルールについては、いろいろ言われる(中一ギャップの一部)ことでしょう。そこで嫌な思いだけが残るとすれば、中学校生活のスタートがうまく切れません。  その時に先生がなぜ、厳しくなるのかという理由を知っているだけでも、中学校の取り組みを受け入れやすくなるのではないでしょうか。 お子様が中学校生活に不安や戸惑いを見せている場合は、子どもの気持ちに寄り添うとともに、ぜひとも中学校の先生たちと同じ方向を向いて、力になってあげてください。よろしくお願いいたします。  今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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2023/3/25(土)
(3月25日)贈った言葉(2)
ひといき🙂チャレンジしてね🍉慎重😳また、遊んでね💝じゃーんけん ぽん😆見ててよー🎵奥行きある作品、ナイス✨鏡を上手く利用して・・さすが😆わすれてなかった❓ 😄 (続きです)  うまくいかなかったときに、人はどのような考えになるでしょうか。大きく2つあります。 それは「○○のせいだ。」と、「自分に力や努力が足りなかった。」です。「○○のせいだ。」という考えは、誰でも一度は出てしまいます。 しかし、自分の外に原因を追及しすぎると、周りの人に対して攻撃的な態度になってしまいます。  失敗の一因は他人にあるのかもしれません。しかし「自分に力や努力が足りなかった。」と考えてみましょう。つまり自分と未来に向き合います。そして、「これからどうするか」を考えてください。  次に「ありがとうを伝える」についてです。 失敗や失望から立ち直るために、最も心強いのが他人の存在です。家族や本当の仲間は、あなたのことを見捨てません。あなた、すなわち自分がおかれている状況や周りの人が「有難い」ということです。  「ありがたい」を漢字に直すと「有るのが難しい」と書きます。つまり、出会った場面や助けてくれる人たちはとてもとても大切な存在なのです。 ですから、周りの人に普段から「ありがとう」を伝えてください。 中学校の先生についてここからの内容は、小中学校で勤めさせていただいた私の経験を踏まえた話です。  中学校の先生が厳しく、中学校入学後、学校が嫌になった、という例をこれまで幾度と聞いてきました。「中1ギャップ」といわれる現象の一部です。 6年生の子どもたちにそうなってほしくないので、中学校の先生の考え方を知っていただきたいと思います。以下にお示しするのは、中学教師のスタンダードじゃないかなと私は思っています。  義務教育が終了する中学校3年生の進路として、進学と就職があります。進路先の担当者から「まじめな子ですか」と必ず問われます。  「まじめな子」とは、勉強、仕事に取り組む姿勢、その集団における約束事の受容、周囲の人に対する優しさが備わっている人、のことを指しています。 もちろん個性や感性も大事です。が、まずは「自らがするべきことの責任を果たし、人とのかかわりを円滑にして、そこから社会貢献できるための生きる力」が求められていました。 (続きます)
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2023/3/25(土)
(3月25日)贈った言葉(1)
これまで関わってくれた先生方、ありがとうございます💝卒業制作🌈最高の環境をつくるよ😄準備がととのったよ🙆いよいよ👏6年間の思い⭐堂々✨4年生の温かい歌声が降り注ぐ💕5年生「学習小学校はまかせてね」😀祝福🙌寂しさも・・😢 また遊びに来てね😀  令和4年度がまもなく終わろうとしています。この1年間も学習小学校の教育活動にご理解、ご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。 各家庭では1年間を振り返りながら進学、進級にむけての準備をされていることと存じます。新年度が子どもたちや保護者の方々及び関係者の皆様にとって、さらに良くなることを願っています。 さて、令和4年度最後の記事は次の2つをお話しさせてください。 ①卒業生に贈った言葉②中学校の先生について 卒業生に贈った言葉以下の内容は、卒業式や卒業文集で6年生に伝えさせていただいた内容の一部です。(私が自分自身に、今最も言い聞かせていることでもあります)  人生においては、自分が思い描いたようにいかない場合が多々あります。例えば、自分が必死で取り組んでいるスポーツ競技。厳しい練習に耐え、いよいよ次の日が試合だという時、メンバーの中に自分の名前がなかった。 似たようなことは、大人になってからもあるのです。  そんな時に、次の様な暗い気持ちになるかもしれません。「今までの努力や苦労は何だったのだろう。自分ではどうしようもないことがあるのなら、いっそのこと無理にがんばらなくてもいいのではないか。」  ところが失望だけでは、そのあと決して良い人生は歩めません。そのような時にどうすればいいのでしょうか? 次の2つを心がけてください。 一つ目、「これからどうするか」を考える。二つ目、周りの人に「ありがとう」を伝える。 (続きます)
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2023/3/11(土)
(3月11日)反抗期と向き合う(3)
【6年生を送る会】新児童会主催🍞ゼスチャーで伝言ゲーム🧀 3番目以降の人は反対を向いててね🍙答えを想像してね🍦クイズ「□□先生は△△が趣味、○か✖か」🍚後輩たちから、もらったよ🎁6年生も贈ります💝 ありがとうございます😄学級札(スタンド付き)とペーパーカバー💕 (続きです)  さて、親子関係に話を戻します。子どもの様子を見ていると、何かと注文つけたくなることが毎日出てきます。 子どもは言われることを分かっていながら、いつごろか反発する態度を出してしまうのではないでしょうか。  「あれ? 今までは素直に聞いていたのに・・・」と親のほうが戸惑ってしまいます。 子どもが適切な行動をするために、親はどの様にすればよいのでしょうか?  それは、子どもから親に向かって何かのアクションを起こしてきた時に、日頃からしっかりと向き合っているかどうかが大事である、と私は考えます。 親から子へのアクションは、子どもが求めていないアドバイスをすることになります。だから反発が生まれやすいのです。逆方向(子→親)の時にチャンスを生かしてください。 その時に大切なのは次の2点です。①子が求めてきた内容を最後まで聞き取る。(これが意外と難しいのです)②どうすればよいか考えさせて、自分で決めさせる。(子が決断するための情報提供は必要です)  ①ができると子ども自身も聞き耳を持つことができます。聞いてもらえないと子が感じると、反発します。 子の感情がどのように動いたかは大事です。自立しようとしている子が、先に否定されたり、余計な助言を受けたりしても感情が良い方向に動きません。  「言い分を聞いてくれた」という思い(感情)を基本に、例えば「自分の行っていることが正しいのか、間違っているのか」という思考に繋がるのです。 まとめです「発達段階に応じて、お子さんとの距離感を確認してください。」「お子さんのベクトルが親に向かっている時こそ、しっかり対応してあげてください。」  少し偉そうに言ってしまいましたが、今、お子さんが反抗期でお困りの方へ、また今後反抗期を迎えた時のために、少しでもお役に立てられたらなと思います。 今回も大変長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。  私は中学時代、「人が変わったのか、と思うくらい言葉遣いが悪くなった。」と親から言われました。 (泣)
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2023/3/11(土)
(3月11日)反抗期と向き合う(2)
【新入学生、体験】いまから、せつめいします🍎きいろのカバーをかけてください🍋てつぼうをするときは、〇〇にきをつけましょう🍌リズムあそびをしましょう🍊それぞれのペースで育つよ🌹仲間の力で、自分もがんばれる🙆3学期の思い出🐰 (続きです) ①「乳児は肌を離すな」②「幼児は肌を離せ、手を離すな」③「少年は手を離せ、目を離すな」④「青年は目を離せ、心を離すな」  私が聞いた言葉です。ご存じの方がいらっしゃるかもしれません。 お子様が反抗期で困っている方(今後困ってしまった時も)がいらっしゃいましたら、子どもとの距離感を振り返ってみてください。  小学生は③に当てはまる子が多いでしょう。換言すると「余分な手を貸さず、見守る」ことだと思います。 中学生は④に移行していきますので、「心配や疑いの目を向けず、信頼する」ことでしょうか。 発達段階に応じて、見守られたり、信頼されたりすると自立が促されます。そして子どもの反抗心も消えていくのではないでしょうか。  中学校で勤めていた時、私は子どもたちから「目を離して、心を離さない」ことがあまりできていませんでした。つまり子どもを信頼できず、監視するという方法で指導に当たっていたということです。  それで、なんとなく集団秩序を維持していたのかもわかりません。今思えば、自立心を育てられなかったために、あと一歩伸び悩む生徒がいただろうし、信頼されていない、監視されている、と反発を覚える生徒もいたことでしょう。 子どもから求めてきたときのチャンスを生かす 一般的な人間関係において、求められていないのにアドバイスをすると嫌がられるそうです。 例えば、上司や先輩が部下や後輩のためを思って、助言したつもりになっていても、部下や後輩はいくらかのストレスを感じているそうです。  良い方法は、相手がアドバイスを求めてきたり、相談してきたりした機会によく聞いてあげることです。そこで助言すると効果があります。 さらにいいのは「どうしたらいいと思いますか?」と投げかけて、自ら答えを出せるよう導くことだそうです。(これを書いていて、私自身の取組が恥ずかしくなりました)  (続きます)
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2023/3/11(土)
(3月11日)反抗期と向き合う(1)
タグラグビー、おもしろいよ🍇パスは後方へ🍒海外に関心を向けよう🍓あっ 雪だ❄一斉参観、3年ぶりでした🌈いろんな道具、いい体験🍍掲示委員会のみなさん、1年間楽しめました🎎 ありがとう🐵先生、あててねー🙋表紙を飾ったよ😀 「我が子が最近言うことを聞かなくなった、小学生の時は素直でかわいかったのに。」  私は中学校で長く勤めていましたので、保護者の皆さんからよく聞かせていただいた内容です。 中学生になって反抗期になる子は多いですが、成長には個人差があります。今、反抗期真っただ中という小学生のお子さんもいらっしゃるかもしれません。  「反抗期」を「親から自立し始めている」と捉えると、親自身が余計なストレスをためなくていい、とよく聞きます。それで保護者の方から冒頭の話をお受けした時には、「自立していこうとする証です。大丈夫ですよ。」と答えていました。  今もその思いは変わりません。ただし、反抗期がなくて大人になる人もいます。それが自立していないということではありません。家庭事情や子どもの個性などが絡み合って反抗期を経ずに立派に成長していく場合があります。  今回は反抗期についてもう少し深堀りしてお伝えできたらと思います。 子どもが「反抗すること=自立しようとしている」と捉えると、次の言葉は自立を妨げる親への反発である、ことが理解できるのではないでしょうか。  「そんなことしなくてもできるわ」「言わなくても分かっとる」「ほっといてくれ」「近寄らんといて」(言葉がきつくなって、すみません)  とはいえ、子が常時反抗的な態度をすると親は困ります。そんな時にどのようにすればよいのでしょうか? 私は次の2点を考えてみました。 1、親子の距離間を探る 2、子どもから求めてきたときのチャンスを生かす 親子の距離感を探る 子どもはいつまでも親の保護下にありません。少しずつ自立の過程を歩んでいます。未熟であっても、自分で考えて決めた行動に満足したり、反省したりを繰り返しています。 その成長に合わせて、親自身も子から離れていかなくてはなりません。発達段階に応じた離れ方をしないと、子どもは反発心を抱きやすくなるのではないでしょうか。 (続きます)
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