(続きです)
学校の教師として
学校で教える先生はどのようにすれば、学ぶ意欲を持たせられるのでしょうか? 学校の勉強は、子どもたち全員が興味ある事ではないでしょう。けれども社会生活を営むために不可欠だと思います。
何とか勉強させたいと思っても、子どもにとってさせられてばかりになると、子どもの学習意欲は高まりません。学習小学校の先生たちもあの手この手と工夫して教えています。
私もいろいろしましたが、最終的にたどり着いたのは「わかりやすさ」と「おもしろさ」でした。
この2つの掛け算がうまくいくと、勉強の不得意な子、得意な子に関わらず意欲的に学習できていたと思います。理解してくれたかどうかは大事ですが、学級内で相対的な優劣を感じさせないよう、細心の注意を払いました。意欲を失わせないためにです。
私が若い時は、結果(個々のテストの点数の伸び)に注目していたと思います。しかし教職年数が増すにつれ、ただただその教科が好きになってくれればいいと思えるようになりました。
すると、どうやったら生徒が楽しめるか考えられたので、授業の準備がとても楽しくなりました。その時は、私自身も学んでいたはずです。冒頭の⑥に近いのではないでしょうか。もっと早くに実践できていたらと、今となっては反省しています。
今回は、学びの意欲について書かせていただきました。子どもの好奇心を育み、支援し、そして大人も学んでいる。そんな大人に囲まれて子どもたちが日々過ごせたら、素敵なことです。
そのような環境をぜひ作ってまいりましょう。最後まで読んでくだりありがとうございました。