令和3年度が終わり、子どもたちはワクワクする春休みを迎えました。保護者の皆様方には、新年度の準備等お忙しくなると思いますが、なにとぞよろしくお願いします。6年生の子たちも、新しいステージで、楽しかったり苦労したりと様々だと思いますが、精いっぱい頑張ってほしいと思います。今回は、そんな進学を控えた子どもたちへのメッセージを、書かせていただきました。(卒業文集より)
学習小学校を卒業する六年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。みなさんと過ごした時間は一年間でしたが、授業中、休み時間、掃除の時間など一生懸命頑張っている姿に感心していました。特に体育大会やたてわり活動で見せるリーダーとしての頼もしい姿、低学年の子たちに見せる優しい姿などとても立派でした。少し残念なのが、新型コロナウィルス感染防止対策もあり、皆さんの本当にいい笑顔がマスクで隠れていたことです。一日でも早く、感染不安のない日が来てほしいですね。
いよいよ四月からは中学生です。不安があるかもしれません。次のお話が参考になればと思います。
①勉強が難しくなる不安について
このことは、みんな思っています。テストをすれば、小学校の時みたいな高い点数でなくなるかもしれません。そこでいやになる生徒が多いのですが、学びは生きていくうえで必要です。学び続けるために、成績を人と比べないようにしましょう。誰だって得意不得意があるのです。そして、自分ができることに取り組み、興味のあることを自ら学ぶ態度で勉強を進めてください。
②先輩は怖い?という不安について
基本先輩は優しいです。怖いというのは2種類あって、偉そうにしてこわいのと、一生懸命する真剣さから出てくるおそれです。後者の人は尊敬できる人です。それと「・・です。・・ます。」というていねいな言葉を使っていくと先輩とうまくできるし、将来にもつながります。
③校則が厳しいのではという不安について
ルールは自分や、大切な人を守り、皆が心地よく生活するためにあります。校則は世の中のルールを守る取組の一つです。そのことを理解し、守ることで大切な信用を得ます。周りから認められると、実力を発揮しやすくなります。
最後になりましたが、これからみなさんは、家族や周りの人を大切にする中で、自分が本当にしたいことを見つけてください。それぞれが目標を持って頑張る姿を楽しみにしています。