(続きです)
子どもたちは、講演会の中で「ゲームのしすぎやYou Tubeの見すぎで親から注意されることがある人?」と問われると、ほとんどの子が手をあげていました。保護者の皆様のご苦労が見えました。
親は健康被害や精神的なダメージ、事件、トラブルなどから子どもを守らなくてはなりません。子どもなりにそのことは、きっと感じているはずです。
しかし、楽しみをすべてなくすことは現実的ではありませんし、今後のネット社会で生きていくためには、様々な端末の使い方を上手に身につける必要もあります。
講師先生はゲームをやめなさいとは決して言いませんでした。子どもの気持ちを尊重しながら、先ほどの①②③は親子のコミュケーションがあって、成り立つと言いたかったのではないでしょうか。
前にも言いましたが、子どもの興味に関心を寄せて、ゲームのことや将来のこと、健康のことなど対等な関係で話し合う、そしてよりよく成長できるような温かい家庭環境を作っていく、ことが大切なのだなあと思います。
ネット社会が進むほど、コミュニケーションや基本的な生活習慣を忘れてはならないことを、私は強く感じました。
実践されているご家庭も多いことと思います。一方で今回の話が少しでもお役に立てられるのであれば、とても意義のある情報モラル講演会だったと思います。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
余談ですが
講師先生が、「ロブロックス知ってる?」「にゃんこ大戦争は?」「マインクラフトは?」「エイペックスは?」と立て続けに聞いていましたが、多くの子は知っていました。(会場はとっても盛り上がりました)
私は当然、なんのこっちゃ?でしたが、若手の先生も「全然わからない」と言っていました。それくらい子どもたちが生きている世界とギャップがあるのだなあと驚きました。私の子ども(20歳代)でもマリオカートがやっとです。
とりあえず、子どもたちに大人気の「マインクラフト」について調べたり、You Tube動画を見たりしました。「採掘(Mining)」「建築(Craft)」をテーマに冒険や創造の体験をゲームを通して楽しむといったところでしょうか。
私もやってみればですが、底なし沼のごとくはまるでしょうし、家族に「ええかげんにしとき」と言われるのが想像できます。なので、今回の情報モラルで学んだことは本当に貴重でした。