(続きです)
④ゲームなどの環境は変化していく
私が初めて家庭用ゲーム機を買ったのは、20代で「スーパーファミコン2」でした。それまでは、「ゲームウォッチ」を楽しんでいました。この話が分かる方は自分の年齢を感じざるをえません(笑)。
その当時からゲームは「子どもがするもの」から「家族でも楽しめるもの」となっていました。実際、「ファイナルファンタジー」「桃太郎電鉄」「マリオカート」は我が家の共通話題でした。
今はオンラインゲームやゲーム課金なども加わってより高度に楽しめる様になっています。しかし家族が見えない部分で行われている不安も増大しています。
さらに、SNSトラブルで友だち関係が壊れたり、事件に巻き込まれたりする可能性もあります。子どもにとって情報モラルはますます求められていきます。
⑤主体的な使用を目指す
不安だからといって、コンピュータ―におけるネットワーク情報技術(IT)を生活から切り離すことはできません。そこでITの活用力を高めるための勉強は不可欠です。ITに囲まれた子どもたちは判断力が未熟なのです。
ゲームやスマホなどの使い方を通して、子どもが主体的に判断して使用できるよう、大人たちがメッセージを伝えなくてはなりません。ただしメッセージを伝えたとしても、その時はお子様が言うことを聞かないかもしれません。
でも大丈夫です。
目標は、子どもがゲームやスマホに支配されない(依存しない)ことです。
大人がメッセージを伝え続けることで、自分の健康を害されたり、財産を搾取されたりしないようにと、子どもが自ら考えるようになっていきます。そのためにも、今回多数紹介いただいた貴重なご意見を参考にしていただきたいのです。
また、ゲームとは別のもので夢中になれるものを、自分で見つけられるといいなと思います。そのためには積極的に体験や挑戦できる機会を作ってあげてください。どうぞよろしくお願いいたします。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。
※関連して読んでいただきたい過去の記事
(4月29日)我が家のゲーム、スマホ使用について(1)~(3)
(2月11日)学校評価から見えたこと(2)
昨年(9月24日)ネットに潜む罠(わな)から子ども守る(1)~(3)