4月22日から「我が家のゲーム、スマホ使用について」の取組を募集したところ、たくさんのご意見を頂戴いたしました。心より感謝いたします。以下は前回(4月29日)お知らせした後、ご回答いただいた分です。
○親が勝手に決めたルールは守ってもらえず苦戦していました。家族で話し合い、何がいけないのか伝えた上で、本人にルールを決めてもらうことにしました。「スマホやタブレットはやる事をやってから15分タイマーを掛けて見る」それからは今の所守ってくれています。自分の決めた事を自分で実行出来るようにもっていくのが大切なのかなと感じました。
○ゲームをするときはできるだけ親子で一緒にしています。共通の話題があってそれはそれでいいのかなと思っています。
○兄が中学生です。全然言うことを聞かないので、「何時に終わるの?」と聞いておいて、守れなかったら叱るようにしました。叱られるのが嫌なので、遅い時間を言う時もあります。なのでほっておいて先に寝ていたら、少しずつ終了時間が早くなってきました。
ご意見を集約させていただく中で、私なりに思ったことを5点書かせてください。
①時間設定とルール決めをする
各ご意見から親が使用の約束や時間を決めたり、子どもに決めさせたりしているようです。アプリや設定の機能で仕組化している例も紹介していただきました。
子どもの発達段階に応じて約束や時間の決め方は様々なようです。「約束事」を親子で共有することは、ゲーム・スマホの使いすぎから逃れる良い方法だと思います。
②子どもの成長につなげる
宿題、お手伝い、習い事、生活習慣などのことを成し遂げてからゲームを許したり、You tube視聴をOKにしたりするご家庭もありました。子ども自身に負荷がかかるかもしれないけれど、自己成長や他者貢献の取組と、それによって得られる楽しみ(報酬、褒美)を上手く繋げています。
③どこの家庭も悩んでいる
「子どもは隠れてしている」「ゲームを取り上げてもうまくいかなかった」「ゲームや、スマホを与えていないが、話題についていけるのか?」などのご意見もありました。
悩んでいる例を率直に書いていただいたことで、気持ちが和らいだ保護者の方も多いのではないでしょうか。子どもや家族の課題として、ゲームやスマホとどう向き合っていくか? 今のところ成果がなくても、家族で話し合うことは大切だと思います。
(続きます)