「おはようございます!」
毎朝、私が立っている場所に近づいてきた子どもたちが元気にあいさつをしてくれます。入学式で「自分からあいさつをしましょう。」と言われたことを覚えているのか、1年生は「言われる前に言わなくちゃ」という様子です。無論、上の学年も自分からあいさつをする子が多いです。中には数多い自動車の音に消されないように、国道の向かい側から大きな声であいさつする子もいます。
あいさつを自ら行う行為は、自分の知識や持てる力をアウトプットするいい練習になっているなあと、感じます。主体的に行動する力と豊かに表現する力がますますついていくことでしょう。私が立っている場所を通らない子どもたちも、きっと自分からあいさつをしていると想像します。
できている子には、ほめてあげたいですし。できていなければ、こちらから笑顔であいさつをしていこうと思います。無理やりあいさつさせることを今はしていません。気持ちよくあいさつする人は誰であっても魅力的ですから、そのことを子どもたちが感じて自分もそうしようかな、という勇気を与えたいと思います。
横断歩道を渡るとき、手を挙げてわたる児童がいます。しっかりしています。特に小さい子は運転席からは車のボディーに隠れて見えにくい時があります。手を挙げることで、横断歩道を渡っていることが車内から確認できます。学年が上がると身長も伸び、手を挙げなくなるのは仕方ないですが、特に小さい子は手を挙げてわたることが大事です。
手を挙げることや、黄色帽子をかぶることは、自らの存在を示し、事故にあわないための必要な取組となります。ご家庭におかれましても、ぜひ話題にしてください。
(続きます)