〇トイレのスリッパをそろえる。
〇朝起きた時に、ベッドメイクをする。(布団を整える)
2つに共通することは、何だと思われますか?
両方とも「次に使う時、気持ちがいい」ことです。しかし「面倒くさい」です。
この2つを小学生がいつもできていたとしたら、本当にすごいです。なぜなら、「面倒くさい」に打ち勝っているのですから。今回の記事では、その意味を深掘りしたいと思います。
トイレのスリッパをそろえる
このことについて、ご家庭では玄関の靴をお子さんが自らそろえているかどうかで判断してください。または、靴箱にしまえているかどうかです。私は小学生の時、脱ぎ散らかしていました (-_-;)
(そのことは棚にあげて💦)今年度、子どもたちには合言葉として「トイレのスリッパをそろえよう」と呼びかけています。「えっ、普段からできていないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。恥をさらすようですが、約300人の児童一人一人が、心がけられるように取り組んでまいります。
4月8日のあんしんネット記事でも、スリッパをそろえることに言及しています。よろしければ、再びご覧ください。そして2学期の始業式では次のことを児童たちに話しています。
トイレのスリッパをそろえるために、ほんの少しの時間だけ、向きを変えてていねいに脱ぎます。「面倒だなあ」と思う自分の弱い心に負けない、強い心が育ちます。
心が強い人は、いろいろなことができるようになって、きっと幸せで楽しい人生が待っていますよ。
そして、他の子が脱ぎ散らかしたスリッパを並べるには、しゃがまなくてはなりません。より心が強くなります。それができる人は、他人のためになる行いができるので、多くの人から好かれるようになります。
これまでできている人は自信を持ってください。できていない人に言います。「面倒くさい」けれども、つらい思いをするほどのことではありません。みんなができることなので、頑張りましょう。きっといいことが待ってくれていますよ。
さて、似たような話を以前に知りましたので、次の記事でご紹介します。
(続きます)